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第31話「空気は食べ物」 ページ31

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帳が下りた。誰が出したのか何故このタイミングで出したのか、一切不明だからめちゃくちゃ怖い。

2人の元に降りる。
ようやく仲間と合流できた!喜びと辛さとなんやかんやの感情で思わず泣きそうになる。



「(良かった、無事で良かった……!)」



「____ 凄まじいな、その狐の力は」

「あっ、そうだ。耐性無い人はキツイから、ごめんなさい直ぐ戻します」

「いや、大丈夫だ。……ところで、良ければ今度私と一緒に」

「キュウビ!一旦ちょっと小さくなろ!!一回リスザルくらいの大きさになって!」



完全にフェロモン(笑)に当てられたらしい加茂さんの自我が崩壊しそうだったのですぐさまキュウビの頭や首元を思い切り撫でてそう言えば、キュウビは不服そうにしながらも小さくなった。

なんとなくナウ○カに憧れてたので肩に乗せた。なんちゃってキツネリスのリトである。


しかし、TPOさえ無視するこの子の力が計り知れない。
因みに加茂さんは恵くんと棘くんに背中やら肩やらを叩かれ正気に戻されていた。ご協力ありがとうございます。



___そして、ここに集うは全員で4人。プラス私の九尾。

対して相手は単身、一体のみ。巨木が徐々に消えていき、私達の前に本体が姿を現した。



「……何故高専に呪霊がいる。“帳”も誰のものだ?」

「(あっ良かった元に戻ってる)」

「多分その呪霊と組んでる呪詛師のです」

「?何か知っているのか?」

「以前五条先生を襲った特級呪霊だと思います。風姿も報告と近い」



………あ、確かに最近、授業の最中そんな話を聞いた気がする。
でもあんな感じだったっけ?目にお花が咲いてなかった?というか五条先生の画力が致命的なのでは??



「ツナマヨ」

「そうですね、五条先生に連絡しましょう」

「お願いします恵くん。私多分逃げてる最中にスマホ落としちゃった……」

「全ての片が付いたら一緒に探します」

「こんぶ」

「ありがとう2人とも……ホントすみません」



「ちょっ……と、待て。君達は彼が何を言ってるのか分かるのか?」

「今そんなことどうでもいいでしょ。相手は「領域」を使うかもしれません。距離を取って五条先生の所まで後退___」



「加茂さん後ろ!!」



加茂さんの背後から、音も無く現れた呪霊。

九尾を「真衣ちゃんの拳銃」に変幻させ狙いを定める前に、呪霊が恵くんが持つスマホを破壊した。



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第32話「戯言と戯れ」→←第30話「キュウビ」



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設定タグ:呪術廻戦 , 逆ハー , 原作沿い   
作品ジャンル:ギャグ
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Alice - ( ,,`・ω・´)❕続きが早く見たいです!.更新頑張ってください (2023年1月29日 13時) (レス) @page40 id: 37c62558af (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています!更新停止状態のままですが更新はされるのでしょうか? (2021年1月4日 11時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
エドワールド(プロフ) - 更新頑張って!! (2020年12月6日 20時) (レス) id: 47a0ed334c (このIDを非表示/違反報告)
黒酢 - 続きを...お願いします...!!更新待ってます!! (2020年11月17日 23時) (レス) id: 3b4652fe38 (このIDを非表示/違反報告)
おでんパン - とっても面白いですね!!更新楽しみにしてます!!!! (2020年11月12日 23時) (レス) id: 9599c9f027 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雨風 | 作者ホームページ:   
作成日時:2020年11月2日 17時

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