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2「僕もミツ先輩じゃないよ〜って嘘つきました。
塗り替えてやろうって思って！」
「ぬり、かえる…？」
2「僕が、ガヤさんの好きな人になればいいんでしょ！
今までよりも可能性出てきましたよね？！」
そう思いません？なんて言われて。
こいつがこんなニコニコ明るくしてるしてることに戸惑ったが
ね？とさらに催促され、うんと頷いた。
「いや…そうじゃなくて」
2「とりあえず〜…ガヤさんには、事故の前積極的に食事誘ってくれていたのに、俺がなかなか行かず仕舞いだったんで行きませんかって言います」
T「お〜めっちゃいいじゃんニカ！」
でしょでしょ〜なんて2人は盛り上がっている。
２「その食事で俺頑張るんで！」
「う、うん…」
まだ、ニカが無理してんじゃないかって…
スッと話が入ってこない俺の、両肩をニカがガシッと掴んだ。
2「別にまた、来週から入社してきたみたいな感じでガヤさんのこと迎え入れ直したらいいだけじゃないですか」
「そうだけど…」
2「それにガヤさん…僕にミツ先輩の話してくれましたよ」
「なん、て…」
2「北山さんのこと覚えられていなかったけど、
あの人を助けられてよかった、あの人のためなら短期間の記憶くらい捨てたこと全然後悔しないって、なんとなく感じるんだよねって。言ってました」
「え…」
2「まあ、忘れてるくせに、そんなこと感じられるのは悔しいけど。ミツ先輩は気負いすぎです。
それとも、そんなにあの数ヶ月のことを忘れられたことが悲しいんですか？」
えっ…と、戸惑い目を逸らすと
意地悪な笑みで二階堂は俺の顔を覗き込んだ。
T「えぇ。ミツそーなの？嫉妬するんだけど〜」
「いや、ちが、違う！！」
2「じゃあそんな気負う必要なし！
ミツ先輩、そろそろ自分のために生きて下さい」
T「たまにはいいこと言うじゃんニカ〜」
一言余計だよ！と言う二階堂をあしらいながら、
たまは俺の髪をくしゃくしゃ撫でた。
T「なんかキスしたくなってきたからニカ帰って」
「ちょ…っ！恥ずかしいこと言うな！！」
2「はいはーい。お邪魔しました〜お熱い夜を」
「おい…っ」
ニカを追っかけようとすると、たまに羽交締めにされて動けない。2人はヒラヒラと手を振った。
T「照れてるミツも、悪態つくミツも見られて幸せ」
「もう…」
T「誰もミツを責めたりなんてしないし
みんなミツのこと大好きだよ。だから自分のこと大切にして」
俺は本当に周りに恵まれすぎていると思う。
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櫻弓 想(プロフ) - わたたいさん» コメント、応援ありがとうございます😊🎵 (2022年8月3日 21時) (
レス) id: 463202596f (このIDを非表示/違反報告)
わたたい(プロフ) - 続き楽しみです!更新楽しみに待ってます！ (2022年8月3日 1時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)
櫻弓 想(プロフ) - 20090301soraさん» 応援ありがとうございます☺️ (2022年7月25日 1時) (レス) id: 03403d3789 (このIDを非表示/違反報告)
20090301sora(プロフ) - 櫻弓 想さん» ありがとうございます！お話楽しみにしています！ (2022年7月25日 0時) (レス) id: 3ab1df2fa5 (このIDを非表示/違反報告)
櫻弓 想(プロフ) - 20090301soraさん» コメントありがとうございます。新しいお話を非公開状態で、保存だけしているのですが、お話を開いたときの最新更新時間はその保存した時の時間で出るみたいです💦公開ありでの最終更新時間は、私の作品一覧から見られます🙇🏻♀️ (2022年7月25日 0時) (レス) id: 03403d3789 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：櫻弓 想
| 作成日時：2022年6月8日 21時
