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K「あぁ〜！きもちー！！！」
ミツがぐうっと腕を上に伸ばして、下ろすとパチャンとお湯の音がなった。
「きもちいね」
K「おお…っ、う、うん」
景色を見るように、乗り込んでたミツを
後ろから抱き寄せて、すっぽり体へハマらせる。
ミツの体調がある程度落ち着いたら旅行に行きたくて
誘ってみたら、すぐ行こうと言われた。
すぐに行くのは心配だったから、一度濁したが。
ミツが色々調べて案を持って来て
まあ、体調を崩しているのはほとんど精神的な面であるし…
ミツが行きたい時に連れて行った方がいいかと
(連れて行くって、お金はもちろんミツ持ちだけど)
ミツが帰って来てから、2週間経った休日にすぐ決行となった。
ミツは銭湯とかが好きだから、温泉旅行になった。
どうせだったら贅沢に、部屋に露天がついてるところにしよーぜとミツから提案され
今、堪能しているところである。
家でお風呂を一緒に入ることはあるし
その時湯船でこうして抱きしめる時もあるけれど
なんだか贅沢な景色になるだけで、ハグも特別なハグに感じるものだ。
K「飯美味かったな〜」
「そうだね」
最近少しずつ食欲も戻って来て、先週の休日は
旅行の計画をしながら外食もした。
お肉を美味しそうに食べるミツを久々に見られて
それで満足しちゃって、こっちがいつもよりすぐお腹いっぱいになったものだ。
「みつ」
K「…ん？、っ！」
振り向いた瞬間唇を捕まえる。
あれから、触れるようなキスまでしかしなかった。
まだ、そんな体力を使うことをする気はないけれど。
K「んんっ、ぅ…っ」
少しだけいつもより濃厚なキスを。
K「た、ま…ぁ」
そろそろ離れようとすると、とろんとした目のミツと目が合う。
そしたら、首に手を回されて再び引き寄せられて
今度はミツから仕掛けられる。
「めずらし、積極的じゃん？」
煽るような言い方に、少しムッとしたミツだったけど
K「…たま」
「なに？」
K「言わなくても分かれ…」
「んー…」
ミツが言おうとしてることはわかっている。
体力を使うことをする気はない、とさっき思ったばかりだ。
K「なんで、最近……の、」
「…え？」
K「…っ〜、何で最近！しねぇのって！！」
ぽこっと体を殴られて、お湯が跳ねる。
「大切にしたいから、だよ…？でも」
俺も1人の男だ。こんな可愛いミツを見たら…
K「大丈夫だから、」
「んふふ。部屋、行く？」
ミツの腕を引いて、温泉から上がった。
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櫻弓 想(プロフ) - わたたいさん» コメント、応援ありがとうございます😊🎵 (2022年8月3日 21時) (
レス) id: 463202596f (このIDを非表示/違反報告)
わたたい(プロフ) - 続き楽しみです!更新楽しみに待ってます！ (2022年8月3日 1時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)
櫻弓 想(プロフ) - 20090301soraさん» 応援ありがとうございます☺️ (2022年7月25日 1時) (レス) id: 03403d3789 (このIDを非表示/違反報告)
20090301sora(プロフ) - 櫻弓 想さん» ありがとうございます！お話楽しみにしています！ (2022年7月25日 0時) (レス) id: 3ab1df2fa5 (このIDを非表示/違反報告)
櫻弓 想(プロフ) - 20090301soraさん» コメントありがとうございます。新しいお話を非公開状態で、保存だけしているのですが、お話を開いたときの最新更新時間はその保存した時の時間で出るみたいです💦公開ありでの最終更新時間は、私の作品一覧から見られます🙇🏻♀️ (2022年7月25日 0時) (レス) id: 03403d3789 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：櫻弓 想
| 作成日時：2022年6月8日 21時
