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ミツ先輩の家に向かいながら、みやっちにも電話をかけたが出なかった。
藤ヶ谷さんからの発言を受けて、こんなに繋がらなくなっているということだ。あからさまおかしい気がする。
予想通りだったが、ミツ先輩の家のインターホンを押しても無駄だった。
しかし…居留守されているのか、はたまたどこか探し回っていて留守なのか…。
そのままの足で、みやっちの家に向かってみるもそこも不在。
少し待ってみると、管理人さんに怒られ泣く泣く帰宅。
とにかく、平日になるのを待とう。そしたらミツ先輩にも会えるし、みやっちにも…。
・
月曜日。
F「おはよう」
「…あ、おはようございます」
ガヤさんから挨拶をされたのは初めてだった。
F「休日に動かして悪かったな」
「いえ、とんでもないです！なんでもするので言ってください」
F「ありがとう」
ポンと肩を叩かれて、触れられたところを中心にジワジワ全身が温まる感覚がする。
しかし、そんな余韻に浸っている暇もなかった。
ミツ先輩が会社に来ないのだ。
朝礼が始まっても姿がなく、ガヤさんと目を合わせた。
「課長！！北山さんって今日…」
朝礼終了後すぐ立ち上がった俺とガヤさんが、課長に駆け寄った。
「いやあ、連絡がないんだよ」
「…え？」
「北山が無断欠勤なんて普通じゃないし…心配だよなぁ」
そう言った途端、横で体が動く感覚がする。
「ガヤさん？！」「おい！藤ヶ谷！！」
ミツ先輩と並ぶくらい真面目なガヤさんが、猛スピードで会社を出て行ったのだ。
S「ねぇ、どうしたの？！」
「えっと…えっと、、」
チラリと課長の顔を見る。
「課長！！すみません！！！」
そうして、俺も千賀の手を引っ張って会社を出ていった。
S「ちょっと！にか！にかってば！！」
無理やり引っ張って走ってきた腕を振り解かれ、仕方なく立ち止まる。
「なに！！」
S「なに！！は、こっちのセリフ！状況を説明しろよ！」
「…そんなの後！とにかくミツ先輩探すよ！！…あ！！！」
ミツ先輩ならガヤさんが探しに行った。
だから、俺たちはもう1人を…
「千賀、やっぱり会社戻るぞ」
S「は？！」
「みやっちに話を聞こう」
S「何言ってんの？それニカがよく見てる配信者だよね？」
「配信者兼、だよ」
俺たちは自分の部署には戻らず、父親にみやっちの部署がどこかを聞き出し向かった。
しかし結局、有給休暇で姿がなかったのだ。
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櫻弓 想(プロフ) - わたたいさん» コメント、応援ありがとうございます😊🎵 (2022年8月3日 21時) (
レス) id: 463202596f (このIDを非表示/違反報告)
わたたい(プロフ) - 続き楽しみです!更新楽しみに待ってます！ (2022年8月3日 1時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)
櫻弓 想(プロフ) - 20090301soraさん» 応援ありがとうございます☺️ (2022年7月25日 1時) (レス) id: 03403d3789 (このIDを非表示/違反報告)
20090301sora(プロフ) - 櫻弓 想さん» ありがとうございます！お話楽しみにしています！ (2022年7月25日 0時) (レス) id: 3ab1df2fa5 (このIDを非表示/違反報告)
櫻弓 想(プロフ) - 20090301soraさん» コメントありがとうございます。新しいお話を非公開状態で、保存だけしているのですが、お話を開いたときの最新更新時間はその保存した時の時間で出るみたいです💦公開ありでの最終更新時間は、私の作品一覧から見られます🙇🏻♀️ (2022年7月25日 0時) (レス) id: 03403d3789 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：櫻弓 想
| 作成日時：2022年6月8日 21時
