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苦しそうに顔を歪めるふっかを見て、心が揺らぐ
頬から腰まで一直線に撫でると、衣服の中にふっかの手が入ってきた
冷たいな感触に、目が覚め、抵抗しようと体をよじる
「ねぇ、やだっ、、、ふっか！」
どんどん上へとはいがってくる手
お酒が入っているからか、頭がぼーっとして、抵抗しようにも上手く力が入らない
「やだ、、、やめてっ、、、」
片方の手は胸を、もう片方の手は太腿を撫でる
初めて見るふっかの雄の部分に、戸惑う
深「A、A、、、」
何度も私の名前を呼ぶふっか
その手は止まることを知らない
嫌でも身体が反応してしまい、声が漏れてしまう
翔太の顔が脳裏をよぎる
蓮としたときもそうだった
他の人に抱かれているのに、どうしても翔太の顔を思い出してしまう
渡『それでも待ってるから』
翔太の言葉が、脳内に響く
待ってるって、彼は言った
私はそれを裏切るの？
「助けて、、、しょうた！」
振り絞って出した大きめの声に、途端に動いていた手が止まる
体を起こし、ハッとしたようにふっかが私を見つめる
深「ごめんっ、おれ、」
ピンポンピンポンピンポン
けたたましく鳴るインターホンに、ドンドン、と叩かれるドアの音
ガチャっとドアが開かれる音がしたかと思うと、
渡「A！！」
息を上げた翔太が視界に入る
なんでここにいんのよ。
そんな疑問を投げかけるはずだったのに、安堵からか頬に冷たい涙が伝う
覆いかぶさっていたふっかの体が目の前からいなくなり、グイッと腕を引かれ、起き上がった状態で翔太に抱き締められる
どうしようもなく安心するその温もりに、背中に回した腕に力が篭った
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たまっち(プロフ) - めぐさん» 最後まで読んで頂きありがとうございます！また読むのを再開して頂けて嬉しいです。この作品がこんなにも多くの方に読んで頂けたのも、めぐさんを含めた読者様のお声があったおかげです。ぜひ、また読みに来てください！ (2021年8月31日 2時) (
レス) id: 94d0777d49 (このIDを非表示/違反報告)
めぐ(プロフ) - 最後まで読ませていただきました！実は結構前から読んでたんですけど、途中辛くなって読むの躊躇してしまって(；；)最後は号泣しながらでしたが、本当に素敵なお話でした。いつか必ずまた読み返すと思います！長い連載、おつかれさまでした！ (2021年8月30日 16時) (レス) id: 19a0d7c3e3 (このIDを非表示/違反報告)
たまっち(プロフ) - ささん» ありがとうございます！この作品で涙して頂けたこと、大変嬉しいです。作者自身もこの作品をこのように愛して頂けて光栄です。今後も読んで頂けると幸いです。 (2021年4月29日 11時) (レス) id: 94d0777d49 (このIDを非表示/違反報告)
さ - 気付いたら何度も涙していました。そして続きが気になって読み続けたら朝になっていました。幸せな気持ちにさせていただきありがとうございます。これからも応援しています。 (2021年4月23日 4時) (レス) id: 2aac9265ca (このIDを非表示/違反報告)
たまっち(プロフ) - あゆさん» ありがとうございます！あゆさんの丁寧なご感想が大変嬉しく、小説を書く原動力にもなります。引き続きこの小説を読んでいただけると幸いです。あゆさんもお身体に気をつけてお過ごしください。 (2021年4月4日 16時) (レス) id: 94d0777d49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たまっち
| 作成日時：2021年3月29日 13時
