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大学に行けば、どこから噂が流れたのか、すれ違う人に振り向かれる日々
最近は、何かと注目されることが多い
忘れていた、あの男モテるんだった。
宇「モテんのね、深澤」
「ねー。居心地悪いったらありゃしない」
宇「まぁ自信持ちなさいよ。あんなモテ男3人から告られてんだから」
ほら、と指さす方は、相変わらずのモテ男
なんとなく気まずい。
宇「あんたが振ってもあいつは女に困らんのよ」
そうは言っても、あの日の目黒の言動や表情に嘘はない
私に伝えてくれた真っ直ぐな想い
女の子に囲まれている目黒だけど、"あいつは傷ついてない"なんて私には言うことができない
ラ「Aさーん、人気者だねぇ」
そう話しかけてきたのは、でっかいハーフ
「あらぁー、彼女に会いに来たのー？」
ラ「それもあるけど、からかいに来たー。あの深澤先輩を射止めた女は誰かなーって」
「ねぇ凛花。この子の教育どうなってんのー？」
宇「私親じゃないので、彼女なので」
ラ「わーい、Aさん撃沈！」
なんなのこのカップル
可愛げないし、イラつくわね。
そんな時、"あ、いい女発見"と声が聞こえる
振り向けば、ドキッと胸が鳴る
ラ「あーめめだ！」
目「よぉ。俺も混ぜろ」
宇「ねーなんで来んの？あの女子たち、ちょー睨んでくんだけど。同級生なの？」
目「あー、なんかノート見せてあげるって。でも俺、優秀な奴のノート見てるんでいらないんすよね。」
ラ「僕の見てるもんねー？いつも寝てるから」
楽しそうに談笑している中、入っていけない私
だって、気まずくない？
だから、空気と化すしかないでしょ。
無駄にSNSをスクロールしまくっていれば、頭に乗せられる誰かの手
目「気まずいって顔してんな」
顔を上げれば、無駄に整った顔
目「今まで通り、つーか、まぁ可愛い後輩として扱ってよ」
どこか吹っ切れたような表情に、私も心が軽くなる
あぁ、私はいい男から告白されたんだな。
そう思った。
「仕方ない。可愛がってあげるよ」
周りなんて気にせず、2人笑い合う
そう、周りなんて気にせず
深「あれー、浮気かな？」
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たまっち(プロフ) - あやぱんさん» 感想ありがとうございます！一見悪者に見える人でも素敵な所があるという部分が伝わっていて嬉しいです。私もこの物語を書いていて我ながらキュンキュンしてました笑。これからもたまっちをよろしくお願いします。 (6月13日 23時) (
レス) id: 94d0777d49 (このIDを非表示/違反報告)
あやぱん(プロフ) - 深澤さん推しですが、誰かに決められないくらいみんな素敵で、だからこそ1人に決める時の辛さも伝わってくるようで読み応えのあるお話でした！とても素敵な疑似体験をさせて頂けました。素晴らしい作品をありがとうございます！ (6月12日 22時) (レス) @page34 id: e49b1f2009 (このIDを非表示/違反報告)
たまっち(プロフ) - わーぉさん» コメントありがとうございます！だいぶ作品に引き込まれて頂けたみたいで嬉しいです。新作もあるのでそちらも読んで頂けたら幸いです。今後も応援よろしくお願いします。 (2022年5月19日 14時) (レス) id: 94d0777d49 (このIDを非表示/違反報告)
わーぉ(プロフ) - ハラハラドキドキで見ていました！すごく面白くて見入ってしまい気づいたら一気に！これからも素敵な小説を楽しみにしています(^^)ありがとうございました！ (2022年5月18日 14時) (レス) @page34 id: 88cbea371f (このIDを非表示/違反報告)
たまっち(プロフ) - ゆみちさん» 深澤さんの持つ一途さも、今の時代では貴重なものとなってしまったので、私自身も余計に憧れが強いです(笑) たくさんコメントや感想を頂けて嬉しい限りです。これからもぜひよろしくお願い致します！ (2022年4月13日 0時) (レス) id: 94d0777d49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たまっち
| 作成日時：2022年2月14日 15時
