1番になりきれない女。3

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目黒の謎の発言と立て続けに、たっつーからも告白された










深『俺はずっと、Aのこと1番だと思ってたよ』









私がずっと求めていた"1番"は、たっつーの口から出てきた











あの告白から、たっつーは分かりやすくアピールしてくる


アピールっていうと、なんか、自惚れてる感じがするけど...。


けど、そのくらい分かりやすいし、シェアハウスの皆でさえ不審がってる











深「A〜、今週の土曜暇？」


「え？バイトはないけど...」


深「じゃ、ここいこ」










ただでさえ狭いソファに、無理くり入ってきて、スマホの画面を私の前に差し出す


画面の中には、私がずっと行ってみたかったバイキング











ち、ちかい...


お互いの太ももが密着してる









深「前行きたいって言ってたっしょ」


「言ったけど、たっつー少食じゃん。行く意味ある？」


深「お前と行くことに意味があんじゃん」


「.....」










こつやって、さらっと甘い言葉を吐いてくるから、返す言葉に困る








ほら、凛花なんて、笑いこらえて肩を震わせてる


なべしょは、眉間に皺を寄せた後、明らかに引いた顔をしてる













深「ねぇー、顔真っ赤っかー」












なんて言って、ほっぺを摘んでくる


こんなさり気ないスキンシップに、たっつーの過去が見える








明らかに、他の女の子にもやってたな。


じゃなきゃ、こんなさらっとできないよ。















こんなドキドキしてんのって私だけ？


免疫なさすぎて、もうわからん。














「に、肉を摘むな！」


深「照れてんのー。可愛いねぇ」













対抗しても、倍で返されて終わり。

















もうどうしたらいいか分かんなかったら、とりあえず背中を思い切っり叩いてやった






いてぇ！なんて言って喜んで、ドMかよ。

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