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「てか、なんで2人なわけ?」




手元の烏龍茶を一口飲んで尋ねた







目の前には、生ビールを一気飲みするたっつー


ぷはぁ、なんておっさんくさい。








深「なんで?だめ?」


「いや別に。なんかあった?」


深「んー、特に。なんか飲みたい気分だった」


「じゃあ4人で良かったじゃん」


深「なに!?そんなに俺と2人きりがやだ!?せっかくなべの話聞いてやろうと思ったのに!」









枝豆ぶん回しながら、そんな怒らないでよ。


さやが今にもこっちに飛んできそう。









「いいよ、なべしょの話は」


深「どうなのよ、最近」


「話聞いてる?」








ニコニコしながら聞く耳を持たないこいつに折れて、結局は喋る








「どうもこうもないよ」


深「いやいやあの日迎えに行ってたじゃん。なべになんか言われたんでしょ?」








サークルの飲み会があった日


なべしょが私を迎えに来てくれた日


そして、なべしょの言葉に撃沈した日











「まぁ、それっぽいことは」









長い髪がテーブルをかする


ご飯食べる時は邪魔になると思い、手首にかけていたゴムで髪の毛をくくる







明太子入りのだし巻きを口に放り込む


たしか、なべしょも好きだとか言ってた気がする









深「Aさ、昨日の夜何してた?」


「バイト。言ったじゃん、毎週木曜は夜バイト入ってるって」


深「じゃあ、木曜家にいないのは、昨日と同じバイトってこと?」


「だからそうだって、」









しつこいな、と思いつつ、顔を上げれば、私を見つめるたっつーと目が合う


まさかそんなガン見されてるとは思わなかった










「な、なにさ、」









いやぁ、と緩い口調で言った後、私を指さす


そして、私を指した人差し指を自分の首の後ろらへんに持っていき、トントンと叩いた



















深「キスマ付けられるバイトってなに?」

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たまっち(プロフ) - めいこてゃんさん» ありがとうございます!この作品も読んで頂けて嬉しいです。今後ともよろしくお願い致します。 (2022年1月13日 1時) (レス) id: 94d0777d49 (このIDを非表示/違反報告)
めいこてゃん(プロフ) - 面白いです大好きです (2022年1月10日 23時) (レス) @page49 id: aa60286fc3 (このIDを非表示/違反報告)
たまっち(プロフ) - なつみさん» コメントありがとうございます!この作品に魅力を感じて頂いたようで大変嬉しいです。今後とも宜しくお願い致します! (2021年11月27日 0時) (レス) id: 94d0777d49 (このIDを非表示/違反報告)
なつみ(プロフ) - 初めまして!面白すぎて日々の一番の楽しみです!これからも応援してます! (2021年11月26日 9時) (レス) id: eab4cc85b5 (このIDを非表示/違反報告)
たまっち(プロフ) - さくまりさん» 初コメありがとうございます!内容の濃い感想で大変嬉しいですし、今後の作品の参考にもなります。特に青さんと黒さんがずるいんですよね...。ピンク髪さんに一途なさくまりさんが、今後も1番楽しみにして頂ける作品になるよう、更新頑張ります! (2021年11月22日 9時) (レス) id: 94d0777d49 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たまっち | 作成日時:2021年11月5日 0時

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