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シャワーを浴び、再びベッドの上で寝そべる私たち
腕枕なんて、そんな恋人みたいなことはしない
目「ねぇ、」
「なに？」
目「Aは好きな人とかいないの？」
「なに急に。恋バナ？」
目「うん。恋バナ」
私とあんたは恋バナするような関係じゃないのに、と心の中で呟いた
「いるのかな...」
目「へー」
「聞いてきてそれ？あんたは？」
目「いるよ」
「え！？初知りなんだけど」
慌てて起き上がり目黒の顔を見る
うざい、とでも言いたげな顔でこちらを見てくるので、そっとベッドに身を沈める
「まぁ目黒みたいな奴なら、告白しても百発百中だろうね」
目「まぁ俺かっこいいし、モテるから」
こういうのをサラッと言えるのはイケメンの特権
腹立つけど、正論だから何も言い返せない
「あんたは玉砕って言葉知らないだろうね...。どうせ1番になんてなれないよ、私は」
今横にいるこいつもそうだし、なべしょだって、私を1番にしてくれない
先日なべしょが言っていた言葉を引きずってしまうのは、まだ彼を諦めきれていないからだ
目「この前いた先輩たちの中にいるでしょ、好きな人」
目黒のその言葉にピクリと体が跳ねる
それを自らの体で感じ取った彼は、ふぅん、と声を漏らした
目「まぁどっちだっていいけどさ」
結局興味ないんじゃん
まぁ、目黒がなべしょやたっつーと関わる機会なんてないだろうし、仮にもし私の好きな人を知られたとしてもなんの害はないだろう
目黒は私の体にしか興味ないんだから。
目「来週の飲み会楽しみだなー」
「あんたはどうせ女子にチヤホヤされるだけだろうね」
目「誰お持ち帰りしよっかなー」
「さいってー」
そうは言うけど、目黒に抱かれた女なんて聞いたことない
いや実際には、私以外にそういう関係の人いるんだろうけどさ。
目「Aのこと持ち帰っていい？」
「むり。まずあんたのこと嫌いな宇部先輩がいるからやめな」
目「それは無理だわ」
こんな他愛もない話をして、いつの間にか眠りについて、朝を迎える
こんな木曜日がけっこう気に入ってる
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たまっち(プロフ) - めいこてゃんさん» ありがとうございます！この作品も読んで頂けて嬉しいです。今後ともよろしくお願い致します。 (2022年1月13日 1時) (
レス) id: 94d0777d49 (このIDを非表示/違反報告)
めいこてゃん(プロフ) - 面白いです大好きです (2022年1月10日 23時) (レス) @page49 id: aa60286fc3 (このIDを非表示/違反報告)
たまっち(プロフ) - なつみさん» コメントありがとうございます！この作品に魅力を感じて頂いたようで大変嬉しいです。今後とも宜しくお願い致します！ (2021年11月27日 0時) (レス) id: 94d0777d49 (このIDを非表示/違反報告)
なつみ(プロフ) - 初めまして！面白すぎて日々の一番の楽しみです！これからも応援してます！ (2021年11月26日 9時) (レス) id: eab4cc85b5 (このIDを非表示/違反報告)
たまっち(プロフ) - さくまりさん» 初コメありがとうございます！内容の濃い感想で大変嬉しいですし、今後の作品の参考にもなります。特に青さんと黒さんがずるいんですよね...。ピンク髪さんに一途なさくまりさんが、今後も1番楽しみにして頂ける作品になるよう、更新頑張ります！ (2021年11月22日 9時) (レス) id: 94d0777d49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たまっち
| 作成日時：2021年11月5日 0時
