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ゆらゆらと揺られながら、大きな背中に身を委ねる
私が潰れる度に、何回かこうして誰かの背中に乗って帰ってくる
今回は、この人
深「もー、なべ変わってー」
渡「無理。腕壊れる」
宇「私が男なら変わってあげたい」
深「もー。A歩けない？」
「ごめんね、たっつー」
まぁいいけどよぉ、と囁く声だけはイケメン
"夜の深澤の電話の声は危険だ"なんて、高校時代言われていたらしい
たしかに、耳元で聞こえる深澤の声は心地いい
宇「Aほんとお酒弱いよね〜」
渡「こんなんでよく大学生やってるよ」
深「でもこんだけ弱きゃ、父さんは心配だよ」
宇「こんなんが父親とか子供が可哀想。このへんたいおやじ」
深「うべっちほんと言葉きついわ〜。そんなんじゃ一生彼氏出来ないよ？」
宇「そんなん私には必要ないね。私には彼らがいればよし」
渡「さすがアイドルオタク」
宇「黙れ、美容オタク」
そんな会話が心地よくて、たっつーごめん、なんて思いながら、体の力を抜く
細いくせに意外と筋肉あるのは、たっつーの魅力の一つだと思う
これでも、大学ではモテモテだから。
「たっつー、まじせんきゅ」
深「うおっ。急に喋んなよ」
渡「起きてんなら歩けよ」
宇「だめだめ。この子酔ってる時に歩かせると、余計に仕事増えるから」
「凛花だいすき」
深「それ、俺の耳元で言わないでくれる？」
宇「出た、へんたいどすけべおやじ」
私はこの4人が好きだ
だから気まずくなるくらいなら、私のこの想いは秘めておいた方がいい
どうせまた、1番になれないのだから、伝えたって伝えなくたって同じようなもん
"みんな大好き"
そんなことを呟いたか否か定かではないが、たっつーの背中の上で、意識を手放した
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たまっち(プロフ) - めいこてゃんさん» ありがとうございます！この作品も読んで頂けて嬉しいです。今後ともよろしくお願い致します。 (2022年1月13日 1時) (
レス) id: 94d0777d49 (このIDを非表示/違反報告)
めいこてゃん(プロフ) - 面白いです大好きです (2022年1月10日 23時) (レス) @page49 id: aa60286fc3 (このIDを非表示/違反報告)
たまっち(プロフ) - なつみさん» コメントありがとうございます！この作品に魅力を感じて頂いたようで大変嬉しいです。今後とも宜しくお願い致します！ (2021年11月27日 0時) (レス) id: 94d0777d49 (このIDを非表示/違反報告)
なつみ(プロフ) - 初めまして！面白すぎて日々の一番の楽しみです！これからも応援してます！ (2021年11月26日 9時) (レス) id: eab4cc85b5 (このIDを非表示/違反報告)
たまっち(プロフ) - さくまりさん» 初コメありがとうございます！内容の濃い感想で大変嬉しいですし、今後の作品の参考にもなります。特に青さんと黒さんがずるいんですよね...。ピンク髪さんに一途なさくまりさんが、今後も1番楽しみにして頂ける作品になるよう、更新頑張ります！ (2021年11月22日 9時) (レス) id: 94d0777d49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たまっち
| 作成日時：2021年11月5日 0時
