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愛の言葉すら囁かなかった翔太が、私に"会いたかった"と呟いた
なにしてんだよ、という声とともに、私と翔太を引き剥がしたのは、
深「どういうこと、翔太？」
たつやくんだった
渡「どういうことって...俺の彼女」
深「は...？」
渡「だから、Aは俺の彼女」
なにそれ...
私のこと、彼女となんか思ってないくせに。
なのに翔太は、まるで自分の女だというように主張する
そんな彼に、腹が立った
渡「なぁ、A。なんで、急に出てったんだよ？」
そんなの決まってるじゃん
恋人でもないのに、一緒に住む理由が分からない
渡「お前、今どこにいんの？」
翔太には、関係ない
私が何も答えないから、たつやくんの肩越しにジリジリと近づいてくる
深「はい、ストップー」
私に近寄ろうとする翔太を止めたのは、紛れもなくたつやくんだった
渡「おい....なにすんだよ、」
深「Aがボロボロになってた原因は、翔太だったかー」
渡「は？...んだよ、それ、」
深「雨の中傘もささずに、傷ついてるAを保護したのは俺です」
渡「いやいや、訳分かんねぇから」
深「だーかーらー、Aは今、俺と一緒に住んでるわけ」
渡「っは...？」
翔太と目が合う
"どういうつもりだよ"
その目が、そう言っている気がして、逸らした
私と翔太の間に入っていたたつやくんが、くるりと振り返る
深「A、お家帰ってて？仕事終わったら、すぐ帰るから」
美味しいご飯待ってる、と言って、私の頭を撫でた後、ドアの方に私を押した
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たまっち(プロフ) - あゆささん» ありがとうございます！最後まで読んで頂けて、作者も嬉しいです。作品を書いていて、岩本さん切ない...なんて思ってました(泣) 今後も作者の作品を読んでいただけたら嬉しいです。 (2021年9月11日 12時) (
レス) id: 94d0777d49 (このIDを非表示/違反報告)
たまっち(プロフ) - そらさん» コメントありがとうございます！素敵な作品と言って頂けてとても嬉しいです。そらさんもなんですね...。いつか必ず会える日があると信じて、それまで妄想に浸りましょう！(泣) (2021年9月11日 12時) (レス) id: 94d0777d49 (このIDを非表示/違反報告)
あゆさ - 切なくてもこころがあったまります(^^)完結ありがとうございます！ (2021年9月11日 8時) (レス) id: 2daace8839 (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - 初めまして！完結お疲れ様でした！いつも更新を楽しみに拝見していました：）素敵な作品に出会えて感謝ですっ！私もツアーに行けず、暫く引きずりそうですが一緒に乗り越えましょう（涙） (2021年9月11日 7時) (レス) id: 1df363a13b (このIDを非表示/違反報告)
たまっち(プロフ) - 優華さん» こんにちは！コメントありがとうございます！自分を見直した渡辺さんにも、チャンスが巡ってきて欲しいところですよね。今後もよろしくお願い致します！ (2021年8月28日 12時) (レス) id: 94d0777d49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たまっち
| 作成日時：2021年8月27日 0時
