チグリジアー愛して、助けてー (ページ2)

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岩「えー、それでは、今年も皆さんよろしくということで、、、、かんぱーい！」

カチャンカチャンとグラスがぶつかり合う音が響く

岩本部長の掛け声と共に、みんな一斉に持っていたグラスの中のアルコールを体内に流し込む

私ものその一人

香「A、お疲れ～」

「香織もお疲れ～」

同じ企画部の宮舘香織

ふっかと同じ営業部の涼太くんの奥さん

「いいなぁ～、香織は。あんないい旦那さん持っちゃってさ～！」

香「何言ってんのよ～。まぁでも、涼太はあのクズとは違って、私に一途だからね～」

「クズって笑そのクズにずっと片想いしてる私も、相当なクズなんだろうな、、、、」

香「ねぇ、岩本部長なんてどうよ？」

「いや、急すぎでしょ笑つかなんで、照くんが出てくんのよ」

香「だって高校の先輩で、職場でも先輩で、もうこれは縁しかないでしょ、うん、縁以外有り得ない」

「いや、そんなこと言ったら、ふっかだってそうだし」

直属の上司である照くんは、私の高校の先輩で、ふっかと同級生

だから必然的にふっかも高校の先輩になる

照くんは、私が高校生の時からふっかのことが好きだと知っていて、今もまだ想い続けていることも知っている

だからたまにサシで飲みに行って、相談にのってもらう笑

「まぁ、私だって、照くんのこと気になってた時期はあったけどね～」

香「えー！じゃあもう、その時の気持ちを取り戻そう！ね！そしてあのクズをさっさと忘れなさい！」

「無茶言うなし笑なんか今日の香織、めっちゃ勧めてくるんだけど」

香「言いじゃんかー！親友が心配で仕方ないのよ私は！」

目の前でじゃんじゃん、アルコールを摂取する親友

はぁ。そんなに飲んだら、また涼太くんに怒られるよ

そんなこと言ったら、また惚気け始めるから、言わないけどね