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シケイシュウ×ト×ズノウセン ページ20

瞼の裏が明るくなり、それが朝日だと気付くのに時間は掛からなかった。


重たい身体を動かし、ベッドに入らず寝た事を後悔した。



近くに転がっていたスマホと、バッグを用意し、緩んだガータータイツのベルトを締め直す。

ナイフが刺さっていることを確認し、元々着てあった上着をもう一度叩き、埃を払った。

眠たい目を擦り、近くにあった鏡で寝癖を確認した。



扉の外から音がして、急いで荷物を背負い直すと、


「おはよう!A!」


ゴン君一同の御出迎えだった。


「お、おおおおはようございます!!」



少し噛んでしまったことを抜いて、完璧な朝になりました。




ーー



第3次試験場に着いた私達。


そこは、





「無理無理、絶対無理ぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」




霧に囲まれた塔の一番上でした。





「おいおい、これしきの事でビビってたらハンターになるのなんて100年はえーぜ?」



呆れ顔のキルア君を見て、反対意見を求め、後ろの御三方を見つめるが、皆、諦めろと言わんばかりの顔でこちらを見ていた。





「そんなぁぁ」


泣きべそをかきながらハンカチを取るために1歩下がると、




「え、?」





「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」



床がへこみ、穴に落ちました。


ーー


「いてて…」


急なことに受け身を取れず、下にクッションがあるにも関わらず背中に響いた。




そうして前を見ると、近くにあったロウソク達が火をつけていく。


「ひっ…」


その先には眼鏡を掛けた知的な男性が居た。




「やぁ、よく来たね」



見るからに怪しそうな彼。



何処かでその顔を見た気がしたが思い出せずに、彼の特徴を観察した。






使い古し、昔、白色だったはずの服は茶色になっており、眼鏡もぼろぼろ。

髪も満足に手入れはされておらず、彼の端正な顔立ちが霞んでいた。



それに何より、





手首に厳重に巻かれた鎖。









こんな扱いを受ける人物を私は知っている。







「…死刑囚か」






その顔を知っていたのも、賞金稼ぎの為に昔チラシを見ていたからだった。





「ご名答。どうやら君は僕の思っていたより聡明な女性の様だ」



「…」



死刑囚とはこんなにも陽気なものらしい。



ある1冊の本にも、



何処か普通の人間とは違っていて、抜けていて、私には全く理解が出来なかった。



そう書かれていたのを思い出した。





「僕とチェスをしよう…!」



彼が嬉しそうに両手を上げこちらを見た。

チェス×ハ×ワナ→←ネムケ×ガ×オソウ



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- うにゃ猫さん» お優しいコメントありがとうございます!!そう言って頂けるだけで力めちゃめちゃ出てきました!うにゃ猫さんに喜んでもらえるように頑張って書きますね!🫶 (1月23日 15時) (レス) id: f9859fc4d8 (このIDを非表示/違反報告)
うにゃ猫(プロフ) - とっても面白かったです!!!更新お待ちしておりますので頑張って下さい!(急かしてる訳では無いです!) (1月22日 17時) (レス) @page12 id: cc23ee52af (このIDを非表示/違反報告)
- おみじゅさん» コメントわざわざありがとうございます!!1番考えた夢主ちゃん設定見て下さりありがとうございます😭うわぁ本当でした!!英語が出来ないのがバレる…今から直してきます!教えて下さりありがとうございます!! (1月13日 16時) (レス) id: 1e80751cca (このIDを非表示/違反報告)
おみじゅ - コメント失礼します。主ちゃんの設定が大好きです!これからも更新頑張って下さい。あとイルミsaidのところsideではないでしょうか?間違っていたらすみません💦 (1月13日 15時) (レス) id: a6bf9f9a45 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2024年1月9日 22時

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