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ハクシキ×ト×イワレテモ ページ16

男性の怒声に怒りを感じたのか、


「私はメンチ!」


そう名乗った彼女が、僅かな殺気を放っていた。




流石プロハンターだ。




微量な殺気でこの空気が吸いづらくなった。




それでも試験に参加している彼は気付いていない。








ーきっと彼はここで脱落する





そう悟った瞬間、





ブハラさんが、散々怒鳴っていた彼を1発で、門の前に追いやる。









凄い。






あの体格でも、あんなに速く移動できるんだ。










そんな事を考えていると、




「お題は、豚を使った料理」



咳払いをしてメンチさんがこちらを見る。










あぁ、終わった。





ーー




豚を見つけるために皆んな必死に森を見渡している。


メンチさんとブハラさんのお題を聞いたあと、


ゴン君、キルア君、クラピカさん、レオリオさんと共に行動をすることになった。






「な、なかなか見つけられませんね…」

私も必死に目をこらす。



そうしていると、


「わっ」


「ゴン君!?」





崖を転げ落ちる彼のもとに走った。


そうしていると、



「いやぁぁぁぁ!!!」


足元を見ておらず盛大にゴン君とともに落ち、


「A!?」



みんなの声が聞こえて意識を失った。




ーー


「おいおい、大丈夫かA?」

「は、はい。レオリオさん、ありがとうございます…」

泣きべそをかく私の膝に包帯を巻いてくれるレオリオさん。

「突然飛び込んで行ったことには私も驚いたぞ。変なところで、勇敢だな」


クラピカさんが、不安げな、かつ呆れた表情をこちらに向ける。


「す、すみません、皆さんにご迷惑を掛けた上に食材までとつて頂くなんて…不甲斐ないばっかりです…」


「全然大丈夫!!俺らがしたくてした事なんだし!」

「ご、ゴン君…」


感動のあまり目元を拭っていると、


「そーそ。Aが気にすることじゃねぇよ。




それより、なんであの豚の弱点が額だって分かったんだ?」



「…え?」



「A、気絶する前に言ってただろ。「弱点は額です」ってさ」




皆さんがこちらを真面目に覗くものだから、居心地が悪くなって、





「あ、の、その…


この森、豚って言ったら、あの1種類だけなんです。」



「へぇ、Aって思ったより博識なんだな」



キルア君が関心したように声を漏らすと照れくさくなって下を向いた。

リョウリ×モ×デキナクテドースンダ→←イチナンサッテ×マタ×イチナン



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- うにゃ猫さん» お優しいコメントありがとうございます!!そう言って頂けるだけで力めちゃめちゃ出てきました!うにゃ猫さんに喜んでもらえるように頑張って書きますね!🫶 (1月23日 15時) (レス) id: f9859fc4d8 (このIDを非表示/違反報告)
うにゃ猫(プロフ) - とっても面白かったです!!!更新お待ちしておりますので頑張って下さい!(急かしてる訳では無いです!) (1月22日 17時) (レス) @page12 id: cc23ee52af (このIDを非表示/違反報告)
- おみじゅさん» コメントわざわざありがとうございます!!1番考えた夢主ちゃん設定見て下さりありがとうございます😭うわぁ本当でした!!英語が出来ないのがバレる…今から直してきます!教えて下さりありがとうございます!! (1月13日 16時) (レス) id: 1e80751cca (このIDを非表示/違反報告)
おみじゅ - コメント失礼します。主ちゃんの設定が大好きです!これからも更新頑張って下さい。あとイルミsaidのところsideではないでしょうか?間違っていたらすみません💦 (1月13日 15時) (レス) id: a6bf9f9a45 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2024年1月9日 22時

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