.34 ページ39
.
? 「こんにちは、白桜Aさん。」
そう言われたのが多分、30分ほど前。
ただ今、3人で近くの廃ビルに隠れてます。
金 「きゅ、急に走るからびっくりした……」
国 「俺、死ぬ……塩キャラメル食べたい」
国見くん、キャラメル好きなのか!?
敵だぞ!!←
いや、そんなことは置いといて。
気配が全く感じれなかった。
あれは、人ではなく呪霊だ。
喋ったから、ビビった。怖かった。()
咄嗟に逃げ、近くにあった廃ビルに逃げ込んたのはいいけど、もし、私を狙ってあの呪霊が来たのなら、この2人を巻き込む訳にはいかない。
『 "逃げて。ここにいたら危ない。" 』
実際に危ない。
喋る呪霊はほとんど報告されていないからだ。
私たちが逃げた時も、追いかけてきた時のあの速さ。
もう、ここもバレてるはずだ。
『 "合宿行けなくなっちゃうよ!早く逃げて!" 』
喉を温存したいから、逃げろ、って呪言は使いたくない。
でも、国見くんと金田一くんは逃げようとしない。
国 「……俺、Aの戦うところ見たい。呪術師がどんなものなのかも、この目で見てみたい」
金 「お、俺も、見てぇし、お前を1人にする訳にはいかねぇからな。」
いい人達なんだけど、呪力を持っていない人を巻き込む訳には…
? 「見つけた。もう鬼ごっこは終わりかな?」
っ、速い!
私は、2人を守るようにして立つ。
? 「その子たちを守りながら戦うの?まぁ、別に俺は構わないんだけどさ」
ここまでコミュニケーションが取れるの?
もう、未登録の特級じゃんコレ……
? 「呪術師"最強"が五条悟なら、呪術師"最恐"は君だよね。」
最強が五条先生なら、最強が私?
どゆこと?(意味が理解できず。。。←)
? 「あ、自己紹介を忘れてた。俺は真人。よろしくね、白桜A」
よろしくしたくないです、ハイ。
真人という呪霊はさも人間かのように、当たり前に喋っていた。
802人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
和南(プロフ) - 作者から3のところの伏見稲荷ではなく稲荷崎ですよ (2021年1月11日 19時) (レス) id: adb4b6099f (このIDを非表示/違反報告)
りんー(プロフ) - あいつとかあのばかっとかいってますよ (2021年1月3日 19時) (レス) id: 03cfae2fcb (このIDを非表示/違反報告)
沙夜(プロフ) - 梨紗さん» 全然大丈夫ですよ!!更新、頑張ります! (2020年12月14日 16時) (レス) id: fa65163da6 (このIDを非表示/違反報告)
梨紗(プロフ) - 沙夜さん» いえ、こちらも冷たい感じで言ってしまってて、申し訳ございません!これからの更新楽しみにしていますね! (2020年12月14日 16時) (レス) id: 1baf6f1228 (このIDを非表示/違反報告)
沙夜(プロフ) - 梨紗さん» あぁ!!間違ってますね。正しくは梟谷です!全然間違いに気付きませんでした…教えていただきありがとうございました! (2020年12月14日 16時) (レス) id: fa65163da6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:沙夜 | 作成日時:2020年12月2日 21時