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良くない ページ7

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『…頂きます』


大好きな五目ご飯を口に運ぶ。

任務が終わって、いつも通り一人で食べていた。



コンコン ガラガラ


『は?』


戸が開いた。誰だ、鬼か?
慌てて刀を持ち、玄関までそろりと足を運んだ。



「(胡蝶から伝言があったから伝えにきた。)水柱の冨岡義勇だ。」

『…何の用ですか』

「胡蝶からだ」


地味に会話が合っていない。

胡蝶さんからこの人の話は偶に聞いた事があったが、ここまで話すのが下手くそだとは思わなかった。


紙を手渡され、彼はそそくさと戸を開けて帰ろうとしていた。……大きく腹を鳴らして。



.



「すまない」

『いえ。どっちかと言うと胡蝶さんの為です』

「……」



鮭大根が好きらしいので、作ってあげた。

ムフフ、と言いたげな顔でもぐもぐと食べていた。


自分の家で誰かがご飯を食べているのを見たのは、何年ぶりのことだろうか。

心臓辺りがギュッ、と締め付けられるような痛み。



早く帰って欲しい。
一応上官だから無闇に家から追い出せば良くない気がするから、優しくしてるだけなのに。


もうこんなふわふわとした感情思い出したくない。

弐→←嘘



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もも - 面白いです!これからも頑張ってください (2020年2月10日 19時) (レス) id: 41f761b8e0 (このIDを非表示/違反報告)
なと - おもしろいです。頑張ってください! (2020年2月10日 19時) (レス) id: a7ce77ec28 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年2月10日 18時

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