個性使いの堀越くん【ヒロアカ×文スト】【男主】 (ページ8)

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№７ページ8

暗闇の中一人の少年が居た。
緑のメッシュが特徴な少年だ。
歳は十五位の少年。

(否、僕やないかーい！)

Aは、水を飲もうとコップを掴んだ。
途端、コップが粉々に為った。

(此はっ！崩壊!?)

「何何此っれっ怖っ」
周りに居た人達が、Aから離れた。
「何で離れてくの！？僕のせいじゃ！だからっ！」
「化け物だ！！皆離れろっ！」
誰かが云った。
「違っ違うよだから……がっ」
何者かが、Aを棒で殴った。
当たり所が悪かったのか、Aは気絶した。
そして、誰かがAを運んだ。
手の平に触れないように注意しながら運んでいた。

(異能力が初めて発動したのか。それで、僕はあの牢屋に居たのか)

途端、暗闇から僕が消えた。
そして、光が見えた。

目が覚めると、心配そうに顔を眺めている敦が居た。
「おぉ。敦か」
「A兄さん！大丈夫！？」
Aは起き上がり頭を抑えた。

(痛みはねぇな)

「大丈夫。御免な心配かけて」
Aは敦の頭を撫でた。
「ウウッわぁぁ」
泣きながら敦は、抱擁(ハグ)してきた。
(そんなに心配してたのか優しい子だな)
Aは静かに敦よ頭を撫でた。