なん…だと…！？ ページ18
.
共有ルームにて
『……私って爆豪の事好きなのかな』
「そうね」
『ンドグゥ！？！？』
「あら、独り言で済ますつもりだったの？ケロ」
私の隣に座る梅雨ちゃん。
「そうね…」と続けて考え込む梅雨ちゃんに、私はどうしたの？と言った。
「爆豪ちゃんに守られたあの時、どう思った？」
『…カッコいいな、って思いました』
「そうなのね。…それにその時のAちゃん、まさに爆豪ちゃんにときめいた顔だったわよ。」
『そっか……』
「爆豪ちゃんを見ていて心臓が煩かったり、隣に居たいと思えば…それはきっと、好きなのよ。
心当たりは、あるかしら？」
『…心当たりしかない』
「じゃあ、好きなのよ」
ニコッと笑って私の肩に触れる。
キョロッとした目で私を見つめて、頑張ってねと梅雨ちゃんは言った。
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side 緑谷
「かっちゃん！！！！」
「ああ"！？」
ノックもせずに(無断で)かっちゃんの部屋に入る。
入った瞬間ボロカスに言われて追い出されそうだったけど、何とか説得して入れてもらった。
「かっちゃん、もうそろそろ告白すべきだよ」
「…なんで急に」
「茶村さんは、もうすぐ、動くよ。
ちゃんと自分の気持ちに気付いて、僕にまで相談してくれた。内容は言えないけど…、それにはかっちゃんも動くべきだ。」
驚いた顔のかっちゃん。
しかし、その目には迷いがあった。
…分かるよ、その気持ち。
でもね____________
「両思いのかっちゃんがいるから、片想いの轟くんがいる。……片想いの、僕がいる。
恥ずかしい、なんてことで…僕達の思いを、捨てないでほしい。」
僕たちのワガママだとは分かってる。
…でも、両思いなんて今時、簡単にはなんないんだよ。
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とうふ - すごく読みやすかったし長すぎなくて、超面白かったです！こういう感じ好きなのでありがたいです…)^o^( (2019年8月6日 9時) (
レス) id: 7295f19896 (このIDを非表示/違反報告)
環(プロフ) - ももさん» わはー！！ありがとうございます…！！！ (2019年8月3日 17時) (レス) id: 306b8f1b2a (このIDを非表示/違反報告)
もも - 完結おめでとうございます！可愛いかったです！！ (2019年8月3日 17時) (レス) id: dbdf35de30 (このIDを非表示/違反報告)
環(プロフ) - cihharuさん» ありがとうございます！ (2019年8月2日 10時) (レス) id: 306b8f1b2a (このIDを非表示/違反報告)
環(プロフ) - ねーとさん» ありがとうございます！ (2019年8月2日 10時) (レス) id: 306b8f1b2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：環 | 作成日時：2019年7月30日 21時
