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fkr side
福「…山本？どしたの、大丈夫？」
山「…ぁ、、ふくらさん、、あの、だいじょぶ、なんですけど、なんていうか、その、、」
福「ん？いいよ、ゆっくり話して？」
診察室から出てきた山本は、パッと見てわかるくらいには動揺していて、落ち着きがなくて。
体調が悪いのとはまた違った様子で、どうしたのかと不安になる。
とりあえず隣に座らせて、山本が自分から話し始めてくれるのをしばらく待っていると。
山「ふぅ、、あの、今、先生から、一晩入院してほしいと言われて、、」
福「えぇ！？そんなに悪かったの？」
山「んと、検査結果もあんまり良くはないんですけど、、なんか、夜に発作が起こるから、その時の様子を見るために、みたいな。」
福「なるほど、そういうことか。わかった、じゃあ、仕事はこっちで調整しておくから。何か手続きとか準備とかで手伝うことある？」
山「ゃ、あの実は、、さっき、急に聞いてびっくりしちゃって、ちょっと時間くださいって言って出てきちゃって。仕事も、今日も休んでるのに迷惑かけられない、、」
福「あ、そうだったの？まあいきなり言われたらびっくりするよね。でも、仕事のことは気にしないでいいから。身体が一番大事だよ。」
しばらくして話し始めてくれた山本から「入院」って言葉が出てきた時にはめちゃくちゃびっくりしたけど、詳しく話を聞けばまあ納得の理由で。
本人は仕事を休むことを気にしてるけど、そんなことより山本の体調の方が大切に決まってる。
だから、まずは身体のことを考えるようにと説得したら、一応は入院としばらく仕事をセーブすることを受け入れてくれて。
なんだか朝から怒涛の急展開だったし、ちょっとここからもしばらくは不透明な状況が続くかもしれないけど、まずは体調第一に考えて元気になってくれますように。
-fin.-
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作者名：くら | 作成日時：2024年2月17日 20時
