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izw side
…ん、、ここは、、
ぁ、そうか。
さっき、須貝さんにここまで連れてきてもらったんだ。
その時は、目をつぶってても世界がぐらぐらと揺れて、眠ることさえできなかったはずなんだけど。
いつの間にか寝ていたらしくて、起きたら身体もかなり楽になってた。
それで、確か鶴崎が近くにいてくれてるはずなんだけど、、
伊「鶴崎？」
鶴「あ、伊沢さん起きました？」
伊「うん、起きた。ずっといてくれたの？ありがとう。」
鶴「いえいえ。それより、体調はどうですか？」
伊「ん、だいぶマシだね。少なくとも、今の寝てる状態なら目眩とかしないし。」
鶴「それならよかったです。もう、一時はどうなることかと思いましたよ。」
伊「いやほんと、心配かけてすまんな。」
鶴崎はもちろんのこと、俺をここまで運んでくれた須貝さんにも、撮影の予定をずらしてくれた福良さんたちにも、少なからず迷惑と心配をかけてしまったわけで。
そういえば、眠る前に鶴崎から、落ち着いたら病院に行くようにと口酸っぱく言われてたなぁ、、
伊「明日、午前中病院行くかなぁ、、」
鶴「お、ちゃんと覚えてたんですね。なんなら今日これから行ってもいいんですよ？」
伊「いや、今日はもう夕方だし明日にするよ。」
鶴「約束ですよ？ってかなんなら僕着いて行きましょうか？」
伊「さすがに子どもじゃあるまいし、、大丈夫だよ、ちゃんと一人で行けるから。」
鶴「ほんとですか？ならいいけど、、いや、でもやっぱ心配だから、、」
伊「だーいじょうぶだって！ちゃんと行くし、検査結果も共有するから！」
…まったく、鶴崎は俺のこと何歳だと思ってるんだ、、
まぁ、きっとそれだけ心配させてしまったということだろうから。
病院は嫌だけど、ちゃんと行くことにするか、、
-fin.-
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作者名：くら | 作成日時：2024年2月17日 20時
