QK病系短編集4 (ページ20)

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ini side

と「…んっ、ぇっ、、けほっ、ﾊｱｯ、、ｯｯ、ﾊｱｯｯ、、」

乾「大丈夫大丈夫。息詰めないで、ゆっくりね。」

と「っ、、できなぃっ、、ｺﾎｯ、座ると、きもちわるいのに、吐けなくてっ、、くるしぃ、、」

乾「うんうん、そっか。なんでだろうな、、さっきは歩いてたら吐いちゃった感じ？」

と「ん、、立ってると、ｯｯ、全然、我慢できなくてっ、、」

乾「そうなのか、、えー、どうしたらいいんだろ。多分、全部吐いちゃった方が楽になるとは思うんだけど。でも、それまで立ちっぱなしじゃきついもんね。」

便器の前で何度もえずいてるのに吐けなさそうだから、もうお腹の中空っぽで吐くものがないのかと思ったら、何やら座った状態だとうまく吐き出せないらしい。

かといって、吐ききるまで立たせておくってのも今のぐったりした感じを見る限り体力的に難しそうだし、どうするのがいいのかな、、

乾「…うまくいくかはわかんないんだけどさ、一旦水飲んでみよっか。もしかしたら、刺激になって吐きやすくなるかも。」

と「んん、、のんでみます、、」

乾「よし、じゃあこれね。まずはちょっとだけ飲んでみて。」

と「…ｯｯ、(ｺﾞｸｯｯ)、、はぁっ、、ふぅっ、、ｯｯ！？げほっ、げぇっ、おぇっ、、」

乾「ん、上手にできてるよ。今めちゃくちゃきついと思うけど、落ち着くまでもうちょい頑張れ。」

色々考えて、今ここでできるのはそれぐらいかと思ってさっき持ってきたボトルの水を飲ませたら、やっぱりそれが刺激になったのかかなりの量を戻していて。

吐きそうなのに吐けない苦しい状況からは抜けられたにせよ、水も受け付けない状態ってことだから、結構重症だよね。

一旦吐き気の波が治まるの待って、それでも何も飲めないようなら病院行きだな、、