- ページ14
ini side
撮影終わり、急に立ってられないくらいの胸の痛みと息苦しさに襲われて。
自分でもわけがわからないまま、気がついたら須貝さんと福良さんに付き添われて病院に着いてて、診察室に入ってた(流石に診察は一人で入った)。
なんか色々聞かれて、胸押されたり深呼吸させられたり色々して、お医者さんの反応見る限りそこまでおおごとってわけじゃなさそうな気はする。いや、まだ普通に痛いししんどいけど。
どうやら、今日は詳しい検査はできないらしいんだけど、このあとレントゲンだけは撮るから待合室で待つようにとのことで。
だいぶ待ち時間あるっぽいし、須貝さんたち待たせちゃうの申し訳ないな、、
乾「あ、お待たせしました。」
須「おー、おかえり。どうだった？」
乾「なんか、今からレントゲン撮るっぽくて。しばらく待つらしいんで、須貝さんたち先に帰っててください。」
須「いや、なんでよ。いくらでも待つし、なんなら俺らこのあと乾の家まで行くつもりだけど？」
乾「え、でも、、やることとか色々あるんじゃないですか？」
須「少なくとも俺は特にないね。福良さん、今乾の家泊まるために着替えとか買いに行ったし。あ、スタッフさんは先帰ってもらったから俺らだけね。」
乾「んん、なんかめっちゃ申し訳ない、、」
須「俺たちがやりたくてやってるんだからいーの。ほら、喋ったら苦しいっしょ？なんも気にしないでいいから大人しく座っとき。」
…んむ、、そこまで言われちゃうと、、
まぁでも、レントゲン撮ってどうなるかわかんないけど、普通にしんどいし、一人でいるの不安だし。
須貝さんと福良さんがいてくれるなら、確かに安心感はめっちゃあるし。
ここは一つ、素直に甘えさせてもらおうかな、、
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 178人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：くら | 作成日時：2024年2月17日 20時
