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kwmr side
須貝さんに福良を任せて、自分は作業を進めていた数十分で福良が起きたと連絡がやってきた。
かなり大きな発作だったし、このあと病院に連れていくことは確定として、なんであんなところに一人でいたのか、その辺の話も聞かなくちゃ。
そんなことを考えながら仮眠室に向かうと、須貝さんと福良が向き合って座っていて。
須「あ、河村来た。あのね、福良さんに何個か聞きたいことあって、今からその話するんだけど、もし俺が言いすぎてたらストップかけて。」
河「…わかりました。じゃあ僕は、中立の立場で聞いてますね。」
どうやら、僕がしようとしていた話は代わりに須貝さんがしてくれるみたいだ。
須「じゃあね、まず一個目。なんで、誰にも言わずに一人でここに来たの？」
福「そ、れは、、咳、うるさくて迷惑かなと思って、、」
須「なるほどね。まあ、気ぃ遣う気持ちもわからんでもないけどさ。でもあなた、スマホも持ってきてないでしょう？」
福「あ、ほんとだ、、なにも、考えられてなかった。」
須「ね？それだけ頭も回らないくらい調子悪いのに、一人でこんな奥まった場所にいて、誰にも気づいてもらえなかったらほんとに命の危機よ？」
いつになく真剣な顔してる須貝さんは福良の目には少し怖く映るかもしれないけど、言ってることはまさにその通りだから特に僕が止めることもなく話は続いていって。
須「あとね、喘息持ってるんだったら、教えておいて欲しかったかな。河村は知ってたみたいだから、誰にも言ってないわけじゃないんだろうけど。」
福「…河村と、伊沢にだけしか、言ってなかった、、発作とか、もう何年もなかったから、、」
須「うんうん。昔はそれで大丈夫だったと思うんだけど、今その二人が外に出てることも多いでしょ？だから、もうちょい何人かが知ってた方が安心かなって思うな。」
福「ん、今度、みんなに話す、、」
須「もちろん、個人のことだから全員に全部話せとは言わないし、誰にどこまで言うかは自分で決めたらいいから。」
福「はい、、」
須「よし、じゃあおしまい。しんどいのに色々話してごめんね。」
僕が言おうとしてたことを全部言ってくれた須貝さんは、いつも通りの優しい須貝さんに戻って、それ見て福良も安心した顔してる。
このあと、病院にも付き添って、家まで着いて行った須貝さんによって福良は強制的に休まされて、そろそろ仕事させてくれと僕の元に連絡が入るのはまた数日後のお話。。
-fin.-
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くら(プロフ) - なななさん» コメントありがとうございます。今リクエスト停止中で、、でも、今いただいているリクエスト、4/10がfkrさんのお話なのでゆっくりお待ちいただけたら嬉しいです。 (2月21日 22時) (
レス) id: fbe0e5de4b (このIDを非表示/違反報告)
くら(プロフ) - なつきさん» コメントありがとうございます！そうなんです、実は昔は別界隈におりまして、、今はそちらと掛け持ちで応援してます！これからものんびりお話書いていきますのでよろしくお願いいたします。 (2月21日 22時) (レス) id: fbe0e5de4b (このIDを非表示/違反報告)
ななな - めっちゃ好きです、、！本当に体調不良系大好きで、、泣fkrさん体調不良の小説あまりないので本当に貴方様の小説に出会えて嬉しいです。もしよろしければ2回目になりますがfkrさん体調不良のizw、ymmt、kwmr関わりの小説見たいです、、！何日かかっても良いので、、！！ (2月14日 18時) (レス) id: a414dcff98 (このIDを非表示/違反報告)
なつき(プロフ) - →ビックリしてコメント失礼しちゃいました。くらさんが書かれる体調不良になっているQK特にiniさんが大好きです。QKは特に体調不良系のお話が少ないので、これからも更新楽しみにしています。応援しています。コメントが長いため、2つに分かれてしまってすみません。 (2月13日 21時) (レス) id: 4cb1c91dba (このIDを非表示/違反報告)
なつき(プロフ) - 初めまして。最近QKにハマって、体調不良系のお話が好きなのでくらさんのお話を読ませて頂いたのですが、くらさんの他の作品も読もうとした時に、エイトさんのもあって、見たら私が昔エイトさんが好きだった時に読んでいた作品なことに気づいて、→ (2月13日 21時) (レス) id: 4cb1c91dba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くら | 作成日時：2023年12月20日 21時
