QK病系短編集2

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ymmt side


伊「おし、OK！急に頼んだのにありがとう。助かったわ。」

山「お役に立ててよかったです、、ぁ、ちょっと僕、ここに残りますね。」



…終わったぁ、、


なんとか、急遽入った撮影も終えることができた。



だけど、もう限界で動けそうになくて。


とりあえず、やることがあるふりをして撮影部屋に残った。


今日はこのあともう使わないだろうし、少しここで休ませてもらおうかな、、


家に帰れるようになるまで横になろう、そう決めてソファに身体を預けた。



ちょっとゾクゾクして寒いけど、それよりも身体の限界の方が近かったみたいで、すぐに眠ってしまいそう、、





(ｶﾞﾁｬｯ)
須「山本ー？あ、おった。」

山「すがい、さん、、？」


…寝られると、思ったんだけど。

仕事中に休もうとした罰なのか、意識が落ちる寸前で部屋に須貝さんが入って来た。


また急な撮影とか？だとちょっともうできそうにない、、と思いつつも、寝てるわけにいかないから身体を起こそうとしたら慌てて制止されて。


須「寝てていいよ。体調悪いんでしょ？朝から気になってたんだけど声掛けるタイミング逃してたわ、ごめん。」

山「…ｯｯ、きづいて、たんですか、、？」

須「うん。いや、確信はなかったけど。まさかここまでキツそうと思ってなかったわ。熱？」

山「…はい、、」

須「ほかにどっか辛いとこは？」

山「えと、、喉と、頭が痛くて、寒気が、、」

須「うわ、満身創痍じゃん。必要なものとってすぐ戻ってくるからちょっと待っといて。」



須貝さん、僕が具合悪いの気づいてくれてたんだ、、

最初は誰にも言わずに乗り切るつもりでいたけど、このタイミングで優しくされちゃったらもう隠す気にはなれなくて全部言っちゃった。

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