- ページ21
sgi side
一人にするのが心配で
俺も仮眠室に居座ることにしたわけだけど、
特別やることがあるわけでもなくて。
頭から布団被って、
多分寝られてもいない福良さんに
何かしてあげたい気持ちはあるんだけど
今は何をやっても逆効果になりそうで、、
福「…須貝さ、いる、、？」
須「ん、おるよ。どした？」
福「ｯｯ、気持ち悪くてっ、、吐いちゃう、かもｯｯ、、」
須「吐きそう？今トイレはきついよな。
ちょっとだけ我慢しててな。
もし無理ならこれ使っていいから。」
どうしたもんかと思ってたら、
福良さんの方からヘルプが出された。
偏頭痛酷いと、吐き気までするって言うもんな、、
とりあえず、どう考えてもトイレ行ける状態じゃないから
持ってたタオルを渡して、
一旦執務室に戻ってごみ箱とビニール袋を用意して。
須「福良さん、お待たせ。
寝たままだと危ないから、ちょい身体起こせる？
…ん、おっけ。俺の方凭れときな。」
福「んん、、はぁっ、いたぃ、、
ｯｯ、ぉぇっ、、ﾊｧｯﾊｱｯ、ｯｯ、、んｯｯ、、」
須「福良さん、きついと思うけど息しっかり吐いて。」
福「ぅんっ、、けほっ、げえっ、、ｯｯ、、」
須「大丈夫大丈夫。焦らんでいいからゆっくりね。」
体育座りのまま俺に寄りかかってる福良さんは
多分座位を保つのも精一杯な感じで、
俺の声が届いてるかも正直よくわかんない。
けど、俺が慌ててもしょうがないから
少しでも安心できるように背中に手を当てて、
小さめの低い声を意識して声を掛けて。
…ってかさ、
福良さん、めっちゃ身体熱い気がするんだけど。
洋服越しに背中に触れただけで、
明らかに俺より体温高いのが伝わってくる。
俺の知る限り、
偏頭痛でこんなに熱上がらないはずだし、
もしかして、偏頭痛云々の前に
元から体調悪いんじゃないか、、？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 102人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
くら(プロフ) - ぷよーこさん» ありがとうございます。彼らの絡みは見ていてとても癒されるので、私も大好きです。 (11月21日 18時) (
レス) id: fbe0e5de4b (このIDを非表示/違反報告)
くら(プロフ) - たぁさん» ありがとうございます。移行先にて書かせていただきます。�� (11月21日 18時) (レス) id: fbe0e5de4b (このIDを非表示/違反報告)
くら(プロフ) - 蘭さん» Ziphilさん、先日の動画で見た限りかなり書きたいタイプの方なのですが、話し方や他の方との絡み方などの参考になるものが少なくて、、今は難しいのですが、後々書けそうになったら書かせていただきたいです。 (11月21日 18時) (レス) id: fbe0e5de4b (このIDを非表示/違反報告)
くら(プロフ) - 蘭さん» ありがとうございます。少しとむさんのお話が続いてしまうので、順番が前後してしまいますが移行先にて書かせていただきます。�� (11月21日 18時) (レス) id: fbe0e5de4b (このIDを非表示/違反報告)
くら(プロフ) - みーちゃんさん» ありがとうございます。移行先にて書かせていただきます。�� (11月21日 18時) (レス) id: fbe0e5de4b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：くら | 作成日時：2023年10月26日 15時
