エイトさんの体調不良part25

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渋谷side



…あー、しんどい……



なんやろな、この感じ。


熱高いわけやないし、どっか痛いとかそういうわけでもないねんけど、とにっかくしんどいねん。


鼻水も止まらへんから、寝たくても寝られへんし。



わがままばっかり言ってもうて、ヤスには申し訳ないと思うけど、わかってても止められへんねん。



口開いたらしんどい〜しか出てこないんやもん。



けど、ヤスが鼻の調子治すための色んな方法調べてくれて、効きそうなのはひたすら試しとるうちに、だんだん鼻は楽になってきて。



そうなると、今度は身体のだるさが余計のしかかってくんねんな…



「ほら、渋やん。くしゃみ止まったなら今のうちに寝とかなあかんで？身体疲れとるやろ？」



「…んー……寝たいんやけど、寝られへん……しんどい……」



「なんでよ〜。とりあえず、目ぇ瞑っとくだけでもええから、な？」



ヤスに宥められて、とりあえず目を閉じて。



そしたら、やっぱり疲労が溜まっとったんもあって、寝られそうになってきた……




「…ぁ！！渋やん、信ちゃんたち、帰ってくるって！」



…あぁ、ヤスが大声出すから起きてもうたやんか。



「帰り道に買い物してくるけど、何か食べられそうなもんある？やって。渋やん、何食べたい？」


「…いや、全然食欲ない…」


「食欲なくてもちょっとは食べな薬飲めへんやんか。ゼリーとかプリンとかなら頑張れるんちゃう？」


「ぁー、せやな。ほな、ゼリーって言っといて。桃のやつ、な。」



「はいはーい。ほな、2人が帰ってきたら起こすから、それまで寝とき。おやすみ^^」



今度はしっかり目を閉じて、しばらくそのままおったら無意識やろうけどヤスが小さく鼻歌はじめて、それ聞いてたらどんどん意識が、、、




ーーーーーーーーーー


村上side



「すばる、すばるー。ゼリー買うてきたで。」



「…ん……んん…ヒナ……？」



「おん、ただいま。よう寝てたなぁ。」



「…ん。しんどかった。てか、今もしんどい。」



「そかそか。ほな、ゼリー食べて薬飲んだらまた寝よな。」



仕事終わって買い物して帰ったら、すばるはほんまによう寝とって。


ヤス曰く、寝かせるまで結構大変やったみたいやから、しばらく寝かせてから頃合い見て起こして。


やっぱり、微熱の割にかなりしんどそうやな…


リクエスト通り桃のゼリー買うてきたけど、食べられるやろか…

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