エイトさんの体調不良part24 (ページ5)

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横山side

ヤスが突拍子もないこと言い出したせいで、どっくんを膝枕しとる俺。

神妙な顔つきで手繋いでるすばる。

慣れない手つきで頭撫でとるヒナ。

なんともカオスな状況になっとる…

まぁ、どっくんは満足そうにしとるからええんやけど…

「そういや、みんなこのあとなんか予定あるん？」

「あー、俺、夜のラジオまでは暇。」

「俺はあとちょっとしたら次行かなあかん…」

「信ちゃん、珍しくこのあとなんもないんやろ？」

さすがにこの状態のどっくんを1人で家に帰らすわけにいかへんから、みんなの予定を確認しとったら、

「…ｯ…よこやまくっ……きもちわるぃ……ぅっ…」

「おぉ、ちょ、誰か、ゴミ箱取って。どっくん、身体横向けよ。」

「はいっ！これ使って！」

「よし、どっくん、ここ出してええよ。」

「…んｯｯ…うぇっ…ﾊｱｯｯﾊｱｯｯ……おえぇっ……ｸﾞｽｯ…ﾋｯｸｯ……ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…ぅぇっ……」

「大丈夫大丈夫、泣いたらもっとしんどくなるからな。」

「…ﾊｱｯｯ…ﾊｱｯｯ…んんｯｯ……も、いややぁっ…ｸﾞｽﾞｯｯ…ぅぇっ…ｹﾎｯｹﾎｯ……」

吐き気の波がやってきてもうて、何度も苦しそうに吐くどっくん。

いつもあんまり体調崩さへんし、余計にしんどいんやろな…

背中さすってやるくらいしかできひんのがもどかしいわ…