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大倉side
ちょっとお昼寝と思ったんやけど、みんなのことが心配でなかなか寝られなくて、諦めた。
仕方ないからソファで台本読んで過ごすこと2〜30分。
ふと顔を上げたら、すばるくんがもぞもぞ動いてるのに気がついた。
さっきまで寝られてたんに、起きてもうたんかな…
もしかしたら寝相悪いだけかもしれへんと思ってそーっと近づいてみたら、
「…ッ…お、、くら…?」
「おん、せやで。起きてもうたん?」
「…ん…ハッッ…きもちわるっ…トイレッッ……」
「気持ち悪くなってもうたか。トイレ行くんしんどいやろ?袋あるし、ここ出してもうてええよ?」
「…ぃや…みんな、ねとる、からッッ……ぅっ…」
「あー、わかったわかった!連れたったるからちょっと待って!」
ここで吐くとみんなが起きてまうかもしれへんからトイレ行くって言うけど、顔真っ青やしえずいてもうてるしもう限界やん!
でも、そう言われたからには間に合わせてあげたいから慌てて抱き上げてトイレまで走って。
「よし、着いた。もうええよ。」
「…ぅぅっ…おぇッッ……ゲボッッ……ハァッ…ハァッ……ゲホッゲホッ…おえぇっ……ハァッッ…しんど……」
「ほんま、しんどそうやな…また熱も上がってもうた感じするし…」
すばるくん、元々あんまり身体強くないから、みんなと同じインフルエンザでも一番重症化してまうんやろな…
現に、今のところ吐いてもうてるんはすばるくんだけやし。
そのせいで寝られてないから治るんも時間かかりそうやし。
何か、俺にできることないやろか…
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るー∞(プロフ) - 更新待ってます! (2019年3月21日 11時) (レス) id: 91622ef3ab (このIDを非表示/違反報告)
ゆ ず そ ー だ(プロフ) - 頑張ってください! (2018年8月31日 0時) (レス) id: e209db4987 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:理系女子♪ | 作成日時:2018年8月29日 20時