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錦戸side



目を覚ましたら、間近に横山くんの顔があってびっくりした。


そういえば、さっきしんどいってワガママ言ったら隣来てくれたんやった…


横山くんのおかげでしっかり寝られたからか、寝る前よりはだいぶ楽になった気がする。


けど、横山くんはしんどそうにはぁはぁしてて、寒いのか自分の身体を抱え込むようにしてる。


2人で1つの布団に入ってる分、さっきまで横山くんがかけてた毛布が余ってるはずやから、それ取ってきてかけてあげようかな…


けど、動いたら横山くん起きてまうかもしれへんし…



なんて悩んでたら、



「…ッッ……ゲホッゲホッ……んんっ…ゴホッッ…ハァッ…ゲホゲホッッ……ッッ…」


「…横山くん!?大丈夫…やないやんな(汗)」


急に横山くんが咳き込んで、どうしたらええかわからなくて焦ったけど、とりあえず背中をさすってみて。


「…ケホッッ…ハァッ…ハァッ……ん…亮……?…ごめ、起こしてもうた…」


「んーん、元から起きてたから大丈夫。それより、もう大丈夫?」


「…ん、ありがとな…」


「よかった…あ、せや。横山くん、寒いんやったら毛布足す?それか、俺もう1人でも平気やから自分の布団戻っても大丈夫やし…あ、横山くん動くのしんどかったら俺が向こうの布団行ってもええで?」


「…んー、2人の方があったかいから、亮が嫌やなければこのままでええ…?」


「おん、横山くんがその方がええなら俺はええよ。毛布だけ取ってくるからちょっと待っててな。」



横山くんのことやから自分の布団戻るって言うかと思ったんやけど…


意外にもこのままでええって言うから、隣の布団から毛布持ってきてかけてあげて、さっき横山くんがしてくれたみたいにお腹トントンしてあげて。


完全に、さっきと立場逆転やな。





…それより、大倉どこ行ったんやろ?



よく見たらすばるくんもいないし、トイレにでもいるんかな?



まぁええか。


起きてたらまた段々しんどくなってきたし、もうちょっと寝とこ。

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るー∞(プロフ) - 更新待ってます! (2019年3月21日 11時) (レス) id: 91622ef3ab (このIDを非表示/違反報告)
ゆ ず そ ー だ(プロフ) - 頑張ってください! (2018年8月31日 0時) (レス) id: e209db4987 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:理系女子♪ | 作成日時:2018年8月29日 20時

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