エイトさんの体調不良part24 (ページ27)

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大倉side

あれから、なんとか亮ちゃんとすばるくんを病院に連れて行って、予想通りインフルの診断を受けて。

検査嫌がる亮ちゃんに、しんどくて動かれへんすばるくん、熱のせいでいつも以上にふわふわしとるヤスを連れて薬局で必要なものを買って、横山くんの家までたどり着いた時にはもう疲れてヘロヘロ。

先に着いてたマルちゃんと村上くんもやっぱりインフルやったみたいで、もはやなんで俺だけ元気なのか不思議なくらいや…

「とりあえず、リビングに布団敷くからみんな待っといてな。」

横山くんの家にみんなでお泊まりしたことは何度かあるから、布団は多分全員分ある。

リビングの机とソファを移動して、真ん中にスペース作って、3-3で2列に布団並べて…

よし、とりあえずこんなもんでええかな。

マルちゃん | ヤス
すばるくん | 亮ちゃん
村上くん | 横山くん

こんな感じでみんなを寝かせて、あと必要なものは…

まず、さっき買ってきた経口補水液やな。

これを全員の枕元に1つずつ配置。

早々に熱が上がりきったのか暑がる村上くんには冷えピタ貼って、反対に寒くて震えてるすばるくんと横山くんには毛布足してあげて、、、

「ヤス、頭痛いんやったら氷枕してみる？」

「…んー……おねがいします……」

「りょーかい。ちょっと待ってなー。」

…ってあれ！？

マルちゃんどこ行ったん！？

さっきまで寝てたはずのマルちゃんが布団におらへん！！

慌てて探しに行ったら、

「…！！ちょ、マルちゃん何してんの！？」

「おおくら、トイレ…動かれへん…っ…」

トイレ行く途中で転んだんか、廊下で座り込んでるのを発見。

支えながらトイレ連れてって、待ってる間にヤスの氷枕も作ってリビングに戻ったら、

「すまん大倉、すばる吐いたわ。」

えぇーーーっ！！

村上くんに抱えられてぐったりしてるすばるくんと、自分も熱高いのにすばるくんとゴミ箱支えてはぁはぁしとる村上くん。

「村上くんありがとうな。俺代わるから寝とき。」

はぁ……これは思ってたより大変や……