エイトさんの体調不良part24 (ページ9)

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渋谷side

仕事来なかったから家まで様子を見に行ったら、ベットで呑気に寝とった亮。

それ見たら、俺の中で何かが爆発してもうた。

ひっさしぶりに大声で怒鳴ったら、亮がゆっくり目を開けて。

「…す、ばるくん…？…ぁ……俺……」

「お前、自分が何したかわかっとんのか？無断で仕事サボって部屋で寝とったなんて、仕事舐めてるとしか思えへん。ってか、いつまで寝とんねん。とっとと起き上がれや！！」ｶﾞﾊﾞｯｯ

いつまでも横になったまま動こうとしない亮に更に苛立って、胸元掴んで無理やり身体起こしたんやけど…

「…んｯｯ……ごめっ……ﾊｧｯﾊｧｯ…」ﾌﾗｯｯ

手を離したら、そのままふらふらとベットに逆戻りしてもうて。

そこでやっと気づいてん。

「…亮？ちょっとごめんな？…(ﾋﾟﾄｯｯ…)あぁ、やっぱり…お前、めっちゃ熱あるやんか…」

「え、すばる、それほんま！？」

「おん。もしかしたら、熱高すぎて動けへんで連絡できひんかったんかもしれへん。」

「…うわ…マジか……考えてみればそうやんな…亮がちゃんとした理由もなしに仕事休むわけないもんな…」

「亮、大きい声出してほんまごめん。具合悪くて連絡できなかったんか？」

「…ん……ﾊｧｯ…ﾊｧｯ…スマホ…近くにっ……無くて…ごめんなさい…ｯｯ…」

「いや、亮は悪ない。ごめんな、俺らがもっと早く様子見に来れば良かったわ。今、どこがしんどい？」

「…んっと……頭、痛いのと…気持ち悪いｯ……」

「わかった。ちょっと待っとってな。」

ほんま、申し訳ないことしてもうたな…

ヨコとヒナと3人で亮に謝り倒しながら体調を聞き出したら、気持ち悪いって言うから風呂場に洗面器取りに向かって。

体温計とかも必要やねんけど、この家そんなもん置いてあるんやろか…

あれだけしんどそうやと色々聞いて話させるのも可哀想やし、いっそのこと全部買ってきた方がええか…