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渋谷side
「ほな、行ってくるわ。
終わってらすぐ来るから、なんかあったら連絡
してな。」
「おん、気ぃつけてな。」
ﾊﾞﾀﾝｯ
ヒナが仕事に出かけていった。
今横は、自分の部屋で寝とる。
さっきまでは咳がひどくて寝られなかったみたいやし、ひとまず安心した。
「っ…ゴホッゴホッ…うっ…」
あぁ、でも起きてもうたか。
咳き込んどる音が聞こえて、寝室へ向かう。
「横ぉ、大丈夫やで^ ^水飲もうな。」ﾄﾝﾄﾝｯ
「…ん…はぁっ…ったぁ、、、」
「頭痛いんか？冷えピタ替えるな。」
んー、熱上がってもうたかなぁ。
「ちょっと熱測らせてな。」
熱を測っとる間も絶えず苦しそうな横。
「…ゴホッゲホッ…うっ…おぇっ…」
あ、どうしよ、吐いてもうた。
服が汚れてもうたけど布団は無事やな。
「しんどいなぁ。洗面器と着替え取ってくるから
ちょっとこれ口に当てといてな。」
タオルを渡して、いったん寝室を離れる。
両方とも洗面所で見つけ出して、横んとこに戻ると
また少し吐いてもうたらしく、タオルが汚れていた
「横、気持ち悪いん？」
「…ん……」
洗面器を渡して、背中をさすってみるんやけど、
とりあえず今はもう吐けないらしい。
それはそれでしんどいんよなぁ。
ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ
お、熱測れたか。
受け取って見ると、38.9℃
また上がってもうてるし、、、
どこまで上がるんやろ。
水は少し飲んでくれたからええけど、
脱水には要注意やな。
そんなことを考えながら着替えを手伝う。
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作者名：理系女子♪ | 作成日時：2015年3月22日 15時
