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大倉side
焦ったあ〜
信ちゃん、鋭すぎるやろ。
なんとかごまかせたから、信ちゃんと話しとるんやけど、なんかまた気持ち悪くなってきてもうた。
うっ、、、
「…ごめっ、ちょお、トイレっ……」
もう我慢できそうになくて、話の途中やったけど
トイレに駆け込んだ
「…おえぇっ……ゔっ…おえっ……はぁっ……」
着いた途端にめっちゃ戻してもうて、
それだけで気が滅入る。
誰にも知られたくないけど、
誰かに助けてもらいたい。
そんなことを思っとったら、
「たつー？具合悪くなってもうた？大丈夫かー？」
外から聞こえてきた信ちゃんの優しい声。
「…しん、ちゃん……しんどい、、助けて……」
もう、考えるより先に言葉が出とった。
「…えっ、たつ？ちょお、ここ開けられるか？」
ｶﾞﾁｬｯ
「たつ！！」
個室の鍵を開けたら、血相を変えて信ちゃんが
飛び込んできた。
その姿を見たらなんか知らんけど安心して、
気付いた頃には大量の涙が頬を伝っていた。
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作者名：理系女子♪ | 作成日時：2015年3月22日 15時
