5 ページ37
安田side
倒れた僕を店の奥まで運んでくれて、店員さんに頼んで寝かせてくれてた渋やん。
目ぇ覚ましたあと、病院にも連れてきてくれてん。
多分、病院の先生には怒られるやろうなぁって思っとったんやけどな？
診察を受けたら、先生、怒りを通り越して呆れとった…
まぁ、怒られなくて良かったんやけどさ、危うく入院させられるところやったんよ。
それは嫌やったから、家で大人しくしてることを条件に帰らせてもらってん。
渋やんが家に来て看病するって言ってくれたんはさすがに申し訳ないから断ろうと思ったんやけど、
「病人は大人しくしとき！悪化したら入院させられるで！」
って言われたら僕に選択肢はないわけで…
「ほんま、何から何までごめんなぁ…」
「ええねんええねん。元はと言えば、俺が買い物なんか連れ出したせいで倒れてもうたんやから。」
「…渋やんのせいとちゃうよ…僕の体調管理の問題やから…」
「もう、止めようや。お互い誤りあっとったらキリないわ。今はしっかり回復することだけ考えとけばええから。」
「…わかった…ほな、元気になったらまた一緒に買い物行かへん…？」
「おん、もちろんええで。よし、早う行くためにも、まずはちゃんと寝ときや。リビングにおるから、何かあったら呼んでな。」
渋やんの言う通り、今日はゆっくり寝よう。
それで、早く良くなって早くまた一緒に買い物に行こう。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 181人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
パンジー(プロフ) - 面白いです。更新楽しみにしてます。 (2017年4月5日 8時) (
レス) id: 700a76e6c1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぅ(プロフ) - リクエストに応えて頂きありがとうございました。期待通りの内容でとても良かったです♪ (2017年3月17日 22時) (レス) id: 3ed0e6fa7f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：理系女子♪ | 作成日時：2017年2月21日 22時
