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安田side
大丈夫やろって思って家出たんやけど…
ぐるぐるするし、若干気持ち悪いし、歩き回るんがしんどい。
いつもよりテンション高くて楽しそうな渋やんは気づいてないみたいやけど。
「なぁ、これとこれ、どっちがええと思う？」
「…んっと……僕なら、こっちが好き、かなぁ…」
「ほんまに？でも、俺が着るには派手すぎるかぁ…んー、どないしよ。両方買うか？いや、やっぱりこっちの方が………」
2つの服を持って悩んでる渋やん。
決まるまで、まだ時間かかりそうやからその辺にあるベンチにでも座ってようかな…
..
「…よし、決めた。ヤスの好きな方にするわ。」
…ぁ、決まったんやね。
意外と早かった。
お金払って、服の入った袋を持った渋やんはほんまに幸せそう。
それなのに、僕の体調は悪化していくばっかりで…
「次、どないする？お茶でも飲んでくか？」
「…そうやね…ちょっと疲れたし……ｯ…ぅっ……」
…あかんっ、立ってられへんｯｯ……
「…ぇ、ちょ、ヤス！おい！大丈夫か！？」
店先で急にしゃがみ込んだ僕に、渋やんが色々声かけてくれとるんはわかるんやけど…
ごめんな、返事、できひんわ………
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パンジー(プロフ) - 面白いです。更新楽しみにしてます。 (2017年4月5日 8時) (
レス) id: 700a76e6c1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぅ(プロフ) - リクエストに応えて頂きありがとうございました。期待通りの内容でとても良かったです♪ (2017年3月17日 22時) (レス) id: 3ed0e6fa7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：理系女子♪ | 作成日時：2017年2月21日 22時
