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錦戸side
一通り話し終わったあとは、疲れたみたいで俺に凭れて眠ってもうた大倉。
寝てもなお俺の服の裾を握って離さないから、動くに動けへん…
ま、ええか。
起きた時傍におったらんとまた泣かれそうやし。
ほんまに、ここまで崩れる大倉ってほとんど見たことあらへんから今日はとにかく衝撃が大きかった。
このあとは…あのスタッフさんへの対応を考えていかなあかんな。
場合によっては俺だけじゃなくて他のメンバーにも事情を話す必要があるやろうし。
しばらくは大変そうやから、俺も一緒に寝ようかなぁ…
…と思って目をつぶったのも束の間、
「…ｯｯ……ﾊｧｯﾊｧｯ……いやっ…やめてｯ……ﾊｧｯｯ…」
「…大倉っ！大倉！目、覚まし！！」
大倉が突然魘され始めたから慌てて起こして背中をさすって。
「…亮ちゃｯ…ﾊｧｯﾊｧｯ……ｸﾞｽｯ…ﾋｯｸｯ……こわいｯ…助けてっ……ｯｯ…」
「大丈夫大丈夫。俺ここにおるからな。怖いことあらへんよ。」
抱き上げるにはさすがに体格差が大きすぎるから、前から抱き寄せて、少し落ち着くまでそのまま待って。
「もう大丈夫そうやな。熱、上がってもうたみたいやからベッド行って一緒に寝よか。」
「…亮ちゃん、一緒……？」
「おん、隣で寝とったら怖くないやろ？」
「…手、繋いでてもええ…？」
「もちろんええで。ほな、行こ。」
ふらふらしとる大倉をできる限り支えて、寝室に向かう。
とりあえず、これでゆっくり寝られるとええな。
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パンジー(プロフ) - 面白いです。更新楽しみにしてます。 (2017年4月5日 8時) (
レス) id: 700a76e6c1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぅ(プロフ) - リクエストに応えて頂きありがとうございました。期待通りの内容でとても良かったです♪ (2017年3月17日 22時) (レス) id: 3ed0e6fa7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：理系女子♪ | 作成日時：2017年2月21日 22時
