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錦戸side
着替えさせた後は、俺の家に連れて帰ってきた。
どう見ても、1人にさせておける状態とちゃうし。
帰るまでも、帰ってからも、俺がちょっとでも離れようとすると「亮ちゃんっ…」って引き止めてくる大倉は、初めて会った時よりもさらに幼く感じる。
普段はでかいし生意気やし、全然そんなこと思わへんのやけど、今日に限ってはかわいい弟って感じやな。
「大倉、ベッド行かんでええの？寝てた方が楽なんとちゃう？俺、ちゃんと隣におったるから。」
「…んーん、ここがええ……」
「そうなん？ならええけど。座ってるんしんどくなったら言うてな。」
熱、そこそこ高かったのになぜかリビングのソファがええって言うねん。
まぁ、大倉がそれでええなら俺は別に構わへんけど。
それに、さっきから何か言いたそうにしとる気がする。
こういう時って、話し出すまで待った方がええんやろか。それとも、俺から聞き出すべき…？
なんて迷っとったら、
「…亮ちゃん、俺な……」
小さな声で喋り出した大倉。
けど、その後が続かへんみたいで。
「どうしたん？何でもええよ、言うてみ？」
軽く促してみたら、
「…俺……俺っ……今日の、スタッフさんにｯ…ﾋｯｸｯ…いじめ、られとるｯ…いつも、嫌なことｯｯ……ぅっ…ｸﾞｽｯ………」
「…そうやったんか……ごめんな、俺、全然気が付かなかった…1人でしんどかったな…」
…まぁ、濡れてるん見た時から若干そんな気はしてたけど……
でも、それが原因で体調崩すってよっぽどやろ。
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パンジー(プロフ) - 面白いです。更新楽しみにしてます。 (2017年4月5日 8時) (
レス) id: 700a76e6c1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぅ(プロフ) - リクエストに応えて頂きありがとうございました。期待通りの内容でとても良かったです♪ (2017年3月17日 22時) (レス) id: 3ed0e6fa7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：理系女子♪ | 作成日時：2017年2月21日 22時
