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『...いいえ。引きません。いや、引けません』
冨岡「ダメだ」
『私は皆と戦って、皆と笑って生きたい...ダメですか？』
冨岡「...ダメなものはダメだ」
『なら』
意地でも...
冨岡「だが、断ってもお前は意地でも戦う。だから、俺の傍から離れるな」
義勇さんはスっと私を離して立ち上がった
意地でも戦おうとした事を見透かされていた
ちょっと悔しいけど
皆と戦って
この戦いを終わらせて
笑える未来にしたい
『あと、3時間。夜明けまで頑張ります！』
冨岡「......あぁ」
.
雄英side
避難しバスで安全な場所まで移動した
スマホで情報を探しているととある中継が流れているのに気づいた
切島「街の方の変なヴィランが一斉に消えたらしいぜ...」
《夜間のみ現れるヴィランの行方を捜索しています。ですので、確認ができるまで身の安全を──────》
轟「......もしかするとそのヴィラン...いや、鬼か？それが雨晴達の方に行ったんじゃねぇのか？」
爆豪「その可能性はあるだろうな...」
静かになる室内
珠世「......私行きます。先生、よろしいですか」
「行くってまさかあそこに！？」
「なんで珠世ちゃんが！！」
相澤「...行かせたくはないが、何か策があるんだな？」
珠世「私の造ったこの薬...前と同じです。きっとあの方なら造れていると思うのですが...」
「ねぇ、何言ってるの...前？どういうこと？」
珠世「ごめんなさい」
珠世が申し訳なさそうに微笑んだ
その光景を見る飯田達は雨晴と重ねた
飯田「もしかして、Aくんと同じく...」
珠世「ええ。彼女のことは知っていますよ」
コツコツと窓を叩く音が聞こえこの場の全員は身構える
外から鴉の声が聞こえ窓を開ける
「珠世さん」
鴉とは思えない程に流暢に話す
珠世「産屋敷の...」
「お迎えに上がりました。私の他にもう1人」
愈史郎「珠世様...」
珠世「愈史郎...！」
愈史郎「珠世様、迎えに来ました」
この再会にお互い涙を零す
相澤「...感動の再会のところ申し訳ない」
愈史郎「何だ」
相澤「ヒーローとして、1人の教師として必ずここに彼女を連れて帰ってくることを約束してくれ」
珠世「先生、大丈夫ですよ。必ず戻って来ます......愈史郎と約束しましたから」
高校生とは思えない上品な笑顔の内に
強い意志を感じる
珠世の今世の友人は泣きながら止めていた
精一杯なだめ
珠世は愈史郎と鎹鴉と共に走って行った
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珠羅(プロフ) - cosmoさん» 指摘ありがとうございます！自分のミスに腹抱えて笑いましたw引き継ぎよろしくお願いします！ (2021年12月23日 1時) (
レス) id: 4ac8565e93 (このIDを非表示/違反報告)
cosmo - おっと、伊地知が出たぞ、、、w (2021年12月22日 22時) (レス) @page22 id: 7be9c28f97 (このIDを非表示/違反報告)
逸希(いつき)(プロフ) - コメント失礼します！とても楽しく読ませていただきました！飯田くんルートも楽しみに待ってます！ (2021年8月25日 21時) (レス) id: b0d746d6cf (このIDを非表示/違反報告)
ニャー(プロフ) - コメント失礼します!!飯田くん最推しなのでぜひとも飯田くんルートを作って欲しいです!!! (2021年7月28日 20時) (レス) id: aa6e567e8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：珠羅 | 作成日時：2021年6月15日 15時
