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『相変わらずだな、天哉くんは』
炭治郎「そうだな」
カナヲ「彼ど真面目だしね」
善逸「炭治郎と並ぶんじゃない？」
伊之助「菓子くれぇ！！腹減ったぁ！！」
アオイ「あ、伊之助さん！」
禰豆子「ふふっ」
善逸「ひゃー！！禰豆子ちゃん可愛いよぉぉぉ！！」
『こっちも相変わらずだ』
またこうやって笑って話せて嬉しい
────口元に添えたその手にキラリと輝く物
私の姓は冨岡になったのだ
今住んでいるのは旧本家
義勇さんは変わらず体育の先生をして
私は自分の小さな惣菜屋さんで働いている
時々雄英での友達も来店してくれる
私の義手は今、有名なサポートアイテム開発者の発目明さんが手懸けたものだ
高校の時に作ってくれ雄英に行くことがあった
そこで私のしたことを謝り
関係修復したのだ
鬼殺隊の方は
伊黒様と甘露寺様
不死川様と胡蝶様のお姉様
珠世さんと愈史郎くん
真菰ちゃん達を含むこの4組がめでたくご結婚した
炭治郎くん達は前世と一緒だ
『お母さん、お父さん、お菊さん、勇太郎さん、今日も皆幸せです。もうすぐ真菰ちゃんのお家に来る子が無事に元気に産まれてくること見守ってて』
仏間でお願いをしていると
義勇さんが来る気配がする
イタズラで隠れて驚かす
案の定引っかかった
『あははっ！！びっくりしすぎですよ！』
冨岡「またやられた...」
仕返しだと頬をつねられた
ゆっくり廊下を歩く
冨岡「それで、ご両親達に何を話したんだ？」
『真菰ちゃんの出産祈願ですよ』
冨岡「そろそろだしな」
『楽しみですね』
誰も痣の症状が深刻化せずに
皆元気に過ごして
生きて笑って
何の変哲もない日常がこんなにも幸せだ
こうして夕ご飯の後2人で縁側で夜空をゆっくり見上げれる
冨岡「......俺達もその...そろそろ...どう、だ？」
『へっ！？あ、あぁ...えっと、その...』
冨岡「......冗談だ」
変哲もない日常を
バクバクと心臓を鳴らさせられるのは
この人のせいだ
でも、嫌じゃない
『何冗談で終わらせてるんです？』
義勇さんは不器用だし
以前よりも笑顔が増え
話すようになったけれど口下手
それに天然
でも、海のような大きな優しさを持ってることを知ってる
だから、私は救われて
全部好きになった
『...私は』
唐突私の口をキスで塞いだ
冨岡「俺は幸せ者だ。だからお前も俺達の家族も幸せにする」
優しく微笑む顔が月と蛍で輝いた
冨岡「今も昔も変わらず愛している」
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珠羅(プロフ) - cosmoさん» 指摘ありがとうございます！自分のミスに腹抱えて笑いましたw引き継ぎよろしくお願いします！ (2021年12月23日 1時) (
レス) id: 4ac8565e93 (このIDを非表示/違反報告)
cosmo - おっと、伊地知が出たぞ、、、w (2021年12月22日 22時) (レス) @page22 id: 7be9c28f97 (このIDを非表示/違反報告)
逸希(いつき)(プロフ) - コメント失礼します！とても楽しく読ませていただきました！飯田くんルートも楽しみに待ってます！ (2021年8月25日 21時) (レス) id: b0d746d6cf (このIDを非表示/違反報告)
ニャー(プロフ) - コメント失礼します!!飯田くん最推しなのでぜひとも飯田くんルートを作って欲しいです!!! (2021年7月28日 20時) (レス) id: aa6e567e8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：珠羅 | 作成日時：2021年6月15日 15時
