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『...誰か死んじゃう?この年に』


武道「ドラケン君と場地君が危ないです。それからどんどん皆死んでいきました。それに東卍も」



ノートと一致するところがあった

信じてみる価値はありそう

東卍と皆が危ない目に遭わせたくない



『話は分かったよ。このこと黙っておくけどタケミっち、まだお前のこと信用出来ない』

武道「いいんです。気にしなくても...でも、信用させて貰えるよう頑張ります」



真剣に言う顔はあの時に見た中学生とは思えない顔だった



『ん。分かった。そういう事なら待ってるよ』

武道「あざっす!!」



タイムリーパーか

アイツに聞いてみよう


家に帰って弟が帰ってくるのをリビングで待った



「姉さん、姉さん起きて。風邪引くよ」

『んー?』



いつの間にか寝ていて弟に起こされた



『あ、おかえり銀』

銀星「いい加減その呼び方やめてよ」



弟を銀と呼ぶ理由は

銀髪だから



『あのさ、タイムリーパーって何かわかる?』

銀星「タイムリーパー?なんで?」

『本の虫のお前なら知ってると思って。知らないならいいよ』

銀星「知ってるよ...時間を遡って来る人の事だよ」

『さかのぼ...?』

銀星「簡単に言うと、平成の人が100年前とか後の時代に行ける人のこと」

『あー、なるほど。教えるの上手いね。センセーみたい』

銀星「ちゃんと勉強しなよ...」

『うわセンセーっぽい』



銀はため息をついて部屋に行った

今日はお母さん達は遅くなるし集会もない



『作るか』



冷蔵庫の中を漁って何があるのかを見る

何となくオムライスが食べたくて作った

今は昔みたいな手先の不器用さは少し克服した

何とか出来上がって部屋にいる銀を呼び

揃ったら席に着いて食べた



銀星「...」



スプーンに掬ったオムライスを見つめる銀



『何?』

銀星「いや、なんでも...ゴロゴロオムライス...」

『食べ応えあるでしょ。ちゃんと火通ってるから大丈夫だよ』

銀星「まぁいいや」



銀は黙々と食べてくれた

ちょっとだけ嬉しかったのは絶対言わない

片付けの時に銀が手伝ってくれた

「作ってくれたからこれくらいやる」だってさ

お母さん達が帰って来るとなんか嬉しそうな顔をしていた

「何食べたの?」とお母さんが聞くと



銀星「ゴロライス...」

母「ゴロ...?」

父「ふははっ!それは食べてみたいな」



お母さんも食べてみたいって言うから

同じように作って出した

あとは知らん

恥ずかしくって部屋にこもった

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設定タグ:東京リベンジャーズ , ブラスタ , 佐野万次郎   
作品ジャンル:アニメ
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ユノン - 続きが気になる (2022年9月15日 22時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 武道と銀星の絡みが見てみたいです (2022年9月8日 9時) (レス) @page11 id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:珠羅 | 作成日時:2022年7月27日 22時

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