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『ぺーやん、ごめん。自分が呼び出したくせにさ...明日いいかな』

ぺー《気にしてねーよ。明日同じとこいるわ》



ぺーやんに謝って電話を切った

走りまくってたら横浜に着いてた

久しぶりに海を見た

ボーッと夕暮れになりそうな海を見つめた



「......椿か?」



名前を呼ばれて向くと髪が伸びて髭が生えてるイザナ君がいた



『久しぶり。すんごいボッサボサだけど、どうしたの?』

イザナ「…別に。そういうお前も目ぇ赤くなってるだろ」



イザナ君は隣に座った



『......家出した。新しい父親と喧嘩してさ』

イザナ「ふーん」

『やっぱり、いつまでたっても気まづいよ』

イザナ「...お前はいいだろ。父親以外血ぃ繋がってる家族がいるんだしよ」



何となく悲しそうな声だと思った



『...イザナ君は最近どーしてるの?』

イザナ「どーもしてねぇよ…」

『そっかー...ま、元気そうでよかった。たまにはエマに会ってやってよ』

イザナ「............気が向いたらな」



イザナ君はそう言い帰って行った

そろそろ日も落ちるし戻ろう



『あ、ポストに入れるの忘れてた』



東京に着いたらでいっか

...ドラケン、いつ起きるかな

早く起きてやって

エマもマイキーも皆待ってるしさ


私はやっぱり東卍の皆が1番大事だ

創設時に来た神社の近くを通るため立ち寄った

久しぶりの景色に自然と気持ちが落ち着いた


ここに来るまで競走したんだっけ


私はいもしない神とか仏に「見守ってて」と祈って来た道を戻る

家に帰るか迷うけどまだ走ってようかな

途中でポスト見つけりゃ入れればいいし

ポストを探しつつ、この後どうしようかと考えて走る








.

結局私は家に帰らずにぺーと待ち合わせの所に向かった



『昨日はごめん』

ぺー「いいよ別に。それで用って?」


『この前の抗争、誰にそそのかされたのか聞こうと思って。私の予想はガングロで金髪、それで眼鏡をかけてる奴かなって思うんだけど』


ぺー「...そいつだよ」

『何があったのか教えてくれない?』


ぺー「あの時まだパーちんを見捨てられるんじゃねぇかって思ってた。だんだん不満が溜まってきた時にそいつがいきなり現れたんだ」


『なんて言われた?』


ぺー「...つらいよな、パーちんを見放したドラケンを許しちまったらパーちんに合わす顔がないよなって」

『相手の弱ったところ、懐に上手いように潜り込んで来たという事ね…どうする?』



ぺーやんは悔しそうに顔を伏せた

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設定タグ:東京リベンジャーズ , ブラスタ , 佐野万次郎   
作品ジャンル:アニメ
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ユノン - 続きが気になる (2022年9月15日 22時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 武道と銀星の絡みが見てみたいです (2022年9月8日 9時) (レス) @page11 id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:珠羅 | 作成日時:2022年7月27日 22時

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