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エマとヒナが私に抱きついて泣いた

三ツ谷は外で待ってる奴らにも知らせに行くと言った



武道「ぺーやん君?」

ぺー「俺...は...皆には会えねぇ...」



私はそっとエマ達の腕を解いて立つ



三ツ谷「ぺーやん。お前がパーちん想ってやっちまったって事は皆分かってくれるよ...」

ぺー「三ツ谷...」



三ツ谷はドラケンが1番パーの事を考えて行動してたことを話した



三ツ谷「そんなドラケンをお前はハメたんだ」

ぺー「ドラケン...」

三ツ谷「ちゃんと謝れよ。ドラケンにも、パーちんにも、皆にも...」

ぺー「...うん...」

三ツ谷「おかえり、ぺーやん」



三ツ谷は先に外へ向かった

三ツ谷に続いて皆は次々外へ向かう



『ぺーやん。お互い頑張ろ』



三ツ谷みたいな気の利いた言葉なんて出てこなかった

泣いているぺーやんの肩をポンポンと叩いた



ぺー「ごめん、椿。お前が責任感じてたのに俺は...」

『私もドラケンに謝んないと。皆にも。ほら外行くよ』



ぺーやんと外に行くと

皆が駐車場で手術が無事に終わったことを聞いて

安心したのか騒いでいた

そこに割り込む形で私は頭を下げた

ペーやんも続いて頭を下げた

皆は許してくれた

だけど罪悪感は消えない


気を引き締めなきゃ


隊長達の号令で帰ることになったけど

マイキーの姿が見当たらなかった


...どっか1人でいるのだろうか


もう1度病院の中に入って自販機でお茶を買って探した

するとタケミっちが向かいから歩いて来た



『タケミっちお疲れ。ヒナをちゃんと送ってやんなよ』

武道「Aさんもお疲れ様っす」



タケミっちにマイキーがどこにいるか知ってるかを聞き

外の渡り廊下の近くにいると知り

タケミっち別れ、その場所へ行く

マイキーは壁にもたれかかって顔を伏せて座っていた



…エマならどうするのかな

ドラケンなら、場地なら、ヒナなら...



ぐるぐる頭を回転させて考えた



...そばにいよう



何となくそう思った

マイキーの隣に座って買ったお茶をマイキーの近くに置いた

ぐす、ぐす...と隣から聞こえた



やっぱり強がっていた

あの時手、震えてたし

マイキーも不安だったんだ

当たり前か

...パーに手紙を書こう

ドラケンが目を覚ましたら謝って

やること、やろう


しばらくすると右肩に重みを感じた



マイキー「....ありがとな」

『何もしてないよ』



泣き止んだようだ

マイキーは落ち着いた声で「もうちょいこのままいていい?」だなんて聞く

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設定タグ:東京リベンジャーズ , ブラスタ , 佐野万次郎   
作品ジャンル:アニメ
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ユノン - 続きが気になる (2022年9月15日 22時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 武道と銀星の絡みが見てみたいです (2022年9月8日 9時) (レス) @page11 id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:珠羅 | 作成日時:2022年7月27日 22時

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