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ドラケン「椿ー。喧嘩賭博に関して知ってっか?」
『あー...ちらほら聞くね』
ドラケン「おう。なら早ぇわ。その喧嘩賭博、誰が仕切ってやがる?」
『それなら同学年の清水将貴...キヨマサって言う奴だよ。シめとく?』
ドラケン「いや、もうちょい泳がせておけ。多分今ぐらいだったら大丈夫かもしんねぇ」
『怪しい動きがあれば伝えるね』
中3になりようやく私達は同じクラスになった
なってなくても今まで通り集まってたけど
2個下の弟もこの学校にいるけど
関わらないようにした
不良の私のせいで苦労をかけさせたくないから
お母さんとお父さんは真一郎君の件で不良を東卍を辞めろと言った
私にとっての東卍はかけがえのないものだ
離れたくもなかったから
辞めろと言われたことへの怒りを抑えて
何度も説得して折れてくれた
だから両親と弟にも何かあれば許さない
そうならないよう守る
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放課後、喧嘩賭博をやってる場所に1人で向かうとかなりの数が集まっていた
弱い者同士喧嘩させるそうだ
今日の"プレイヤー"であろう金髪の奴は状況がわかってないのか携帯を手にしていた
そんで1発でやられた
ギャラリーが帰っていく中
キヨマサ一派は帰らず金髪の奴が起きるまで待っていた
起きると怒鳴り散らかし
一方的に殴った
しばらくすると帰る素振りを見せた
だが、金髪の奴はなにかキヨマサに話しかけ
なにか気に触ることを言われたのかキヨマサは金髪をバットで殴り始めた
さすがにやばいと思い近づいたが一派の奴らも止めに入り
金髪はまた気絶した
日が暮れ8時になりキヨマサは金髪の前にしゃがみ何か言ってようやく帰った
金髪もフラフラ立ち上がって帰った
ぶっ倒れないか心配で後をつけたが大丈夫そうだったから集会もないし私も帰ることにした
どうやらこの喧嘩賭博は定期的にやっているらしい
メールで日付と時間、誰が喧嘩するのかを送信される
メールまで見れないし送信もされないから
喧嘩賭博のギャラリーのやつらを見つけて盗み聞きして情報を収取した
しかも東卍名義で行ってるみたいだ
つけていた1人に誰が主催してるのか聞き出した時にそう聞いた
場所はいつもと同じ所
桜中のコジマ、金髪と同じ溝中のヤマモトが対戦するらしい
溝中といえば、あいつだなぁと思い出す
『ドラケン、喧嘩賭博のことなんだけど』
ドラケン「なんかあったんか?」
給食前にようやく来たドラケンに喧嘩賭博のことを報告する
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ユノン - 続きが気になる (2022年9月15日 22時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 武道と銀星の絡みが見てみたいです (2022年9月8日 9時) (レス) @page11 id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:珠羅 | 作成日時:2022年7月27日 22時