夢くらい見させてください日常編【ヒロアカ×東京喰種:re】 (ページ40)

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図星なのか攻撃が荒くなった

感情や動きを予測して動かれていたのが乱れて攻撃し安くなった

「っあ"あ"あ"あ"！！！こうなったら、こうなれば！！！」

思いっきり私達の攻撃を跳ね除けて逃げた

轟「待て！！」

「死ね！！まずは貴様からだ！！！」

銃...！！

なんか嫌な予感がする

ドッ

『っう"』

轟「A...！！！！」

焦凍くんは無事みたいだ

「チッ...小僧を我々と同じ種族にしてしまえば愛する者同士が戦うざまを拝めたものの」

『お前のしたいことはさせない』

「だがしかしまぁ。喰種にそれを撃ってみたんだが、どれもこれも...獣になってたさ。お前はどうなんだ？隻眼の王の妹」

身体の異変はない

多分大丈夫

ブラフだ

でも人体実験をしていた事実はひっくり返すことは出来ない

研究成果があるから人間だったヤツらは人の通を離れた

轟「大丈夫か？」

『大丈夫......ぅ』

なにこれ

飢えに近い感覚がする

『血の、匂い...』

ボタ、ボタ

『あれ...お腹減った...っ違う！！』

このままだ皆を食い殺してしまう

抑制剤...

ない

持ってない！

置いてきてしまった！

『ショート、抑制剤、早く』

轟「抑制剤打ってどうす...」

『早く食う...違う...飢餓状態に、なってるの…！！』

やばい血の匂いが充満しすぎて

全員

美味しそうに見えて仕方がない

『皆、食べよう。嫌だ食べたくない』

息、しなきゃ

理性保たなきゃ

自分の腕を噛みしゃがみこんで落ち着かせる

轟「A。少し耐えろ」

フワッと焦凍くんの匂いがした

すると首にチクッとした鈍い痛みが走る

轟「じっとしてろ。すぐ終わらせる」

グルグル

目の前で回る

耳にはそう聞こえて私も戦わなきゃならないのに

吐き気と食欲が増すばかり

足でまといだ

皆戦ってるのに

24区の地下を思い出す

あの時と同じにはしたくない

──────エト「君には人間と喰種の力を持ってるんだよ。君なら動かずともできるでしょ」

そうだ地面に触れさえしていれれば

この施設は可能範囲だ

緑谷「スマァァシュｯｯ！！！」

ドゴォォンン

緑谷「大丈夫！？」

『吐きそう...お腹減った...血の匂いが凄くて...デクなら上に穴開けれるよね』

緑谷「やってみるよ！それで君が楽になるなら！」

『助かるよ』

その肉を

食うな

『あぐっ！！』

自分の肉でも食ってろ

私は引きちぎって飢えを凌ぐ

腹の足しにはならない

でも

『動ける』