夢くらい見させてください日常編【ヒロアカ×東京喰種:re】 (ページ38)

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このまま進み少し明かりが見えた

薬品の臭いも強くなった

抑制剤ではなくてよかった

そうだったら足でまといだ

私は焦凍くんを抱え静かに施設に潜入した

轟「オーディン。あの奥にいるやつ分かるか？」

『うん。見える』

轟「多分だか、あいつがボスだ」

『そうだね。雰囲気からそう見えるね。でもそうじゃないかもしれないから気をつけないと』

轟「あぁ...ん？飯田？」

インカムに連絡があったのだろう

さっきの電気攻撃で故障したのだろう

轟「インゲニウムとデク、ウラビティ、チャージズマと烈怒頼雄斗、ダイナマイトが到着したそうだ。2分後辺りに来るだろう」

『2分持つかな。そろそろバレそう』

「早くしろぉ！！侵入されたんだぞ！！」

「「は、はい！！」」

「研究成果がヤツらに取られる前に逃げるぞ！でないと、遺伝子細胞を組み替えてあの美しいヴァンパイアを生み出せない！！あの喰種というおぞましいヤツらなんかには負けない...負けてたまるかあんな野蛮！！」

『は？』

轟「落ち着け。怒りに任せるな」

喰種の存在を馬鹿にされたのもあるけれど

同意もなしに喰種にした嘉納を思い出した

ヤツも同じ類

このまま生かしていたらそのうち被害が広がる

轟「逃げられちゃ困るな。行こう」

『うん』

私は逃げようとする奴らの前まで飛んで

立ち塞がった

「なんだお前！！こいつを捕まえろ！！」

『人をなんだと思っている』

ここにいたいた奴らの半数を拘束し気絶させた

「何をしている！！こんな小娘捕まえろ！！」

『馬鹿にしされちゃ困るよ』

あと私だけと思っても仇となるよ

研究成果といった資料はショートの炎で燃やされすぐに氷結で消火した

「資料が...！！」

「今までの努力が...」

努力を踏みいじるのは心苦しい

でもやってる事が倫理に反しているんだ

研究員はショートによって気絶し拘束された

轟「見るからお前ら幹部だな」

「くっ...」

遠くから爆発音がする

轟「来たな(ニィ」

『観念して』

爆豪「クソヴィラン大人しく死ね！！！」

飯田「ダイナマイトくん！詳細が分からないんだ、慎重に」

爆豪「うるせぇ！！ハウザー...」

「こうなれば」

「我々こそ始祖のヴァンパイアに」

「新たな時代を。喰種より高貴な存在に」

「崇めよ人間！！！」

「そして踊り狂え屍共！！」

施錠音がし奥から

『死体の臭い。しかも人間、喰種関係なく...』

戦えない人達だったのだろう