夢くらい見させてください日常編【ヒロアカ×東京喰種:re】 (ページ36)

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定期的にインカムに情報が回る

瀬呂《浮かれて任務を忘れるんじゃないぞ、バカップル》

轟「Aが悪い。可愛いから」

峰田《惚気けてんじゃねーぞ！！！遊びで来てるんじゃねぇっての忘れんなよ！！クソが！！リア充滅べ！！！》

なんか怒ってる...

『峰田くんごめんね。怒らないで』

峰田《もう1回名前呼んでくださいコノヤロウ》

瀬呂《コラ峰田。ちゃっかり堪能するな。じゃーまた何かあれば》

轟「おう」

『うん』

「次の方お2人どうぞ！」

どうやら話してる間に順番が回って来たようだ

ジェットコースターの座席に座り

安全ベルトというのをスタッフの方につけてもらった

『...？』

轟「どうした？」

『なんでもないよ。ただベルトがこんなガッシリしたものなんだなって』

轟「かなりスピード出るらしいぞ」

プププ、と機械音が鳴り

「行ってらっしゃい☆」

その合図で動き始めた

『面白かった』

轟「だな」

急降下に急加速

スピードに乗ったままカーブしたり回転したり

爽快感があって楽しかった

『次焦凍くんの行ってみたいところに行こ！』

轟「それなら、お化け屋敷に行ってみたい。カップルでよく行くコースらしい」

『お化け屋敷なら...ここだね』

マップを見て目的の場所に向かう

楽しみつつも怪しい所はないかを見る

暗闇に何か察知できるのは

響香さんと障子くん、暗視ゴーグルの機能のある眼鏡があれば百さん

かな

慣れれば私もいける

あと喰種力も使う

ヒナミちゃんやアヤトさんより私は劣った感知能力だけど

頑張るしかない

『...怪しい所がないか見るね』

轟「わかった」

そう言うとグッと近くに私を寄せた

『？』

轟「くっついてた方が自然だろ？」

『そうだね』

私は焦凍くんの腕にしがみつくようにくっついた

中に入ると案外暗くはなかった

適度に驚きつつ「怖いよー」とか言って

目を瞑り、感知して探っているのを誤魔化した

かなり神経を研ぎ澄ますから歩きながらはキツイ...

『...あ』

轟「どうした？」

『...地下に繋がる道がある』

轟「行こう」

私は皆に場所を伝え潜入した

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私達は上手く潜入することができ

焦凍くんは下に着ていたヒーロースーツに着替える

私はこのままでも構わないからそのままでいた

報告によるとヴィランは

違法薬物を製造しており

時々ニュースで街にそれをばらまいて

パニックを起こしているようだ