夢くらい見させてください日常編【ヒロアカ×東京喰種:re】 (ページ1)

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プロポーズを受け1年後

持ち前の驚異的な回復力のおかげで老化が収まりかけている

だから無理のない範囲でだけどヒーロー活動を始めた

時々TSCから依頼で竜遺児の討伐や"敵性喰種"の討伐に参加したりしている

ニュースではその活躍を報じられた

子ども達からは不思議そうに思われているけれど

多くの人達から批判してくる人がいる

「喰種に殺された家族を返せ」「喰種がヒーローするな」って言われる

けど気にしない

私はこれらの言葉を受け入れ背負う覚悟でやっている

.....でも...今まで共に戦ってきたゴートの皆やヒーロー達、CCGの局員達

雄英、A・B組の仲間

新しい家族を悪く言われるのは許せない

それだけは許せない

そんな負の感情の反面嬉しいことがある

私の高校時代を知らない子ども達から応援されるのも嬉しいけど

知ってもなお応援してると言ってくれる人達がいた

極わずかな数だけれども嬉しい

それに「前まで貴方を悪く思っていたけれど、今までの活躍を見てきて応援したくなった」と言ってくれる人達までもいた

もうやりがいしかないよ

批判してくる人だろうが守る対象

ヒーローは助けを求める人達を平等に守らないとだしね

それにようやく平和な世界になったんだ

壊されてたまるものか

たまにA組の仲間と共同でヴィランに立ち向かったりした

ヴィランと対峙してるのに懐かしい感情や嬉しい感情に溢れることがあった

顔に出さないように頑張ったよ

焦凍は...

あ、今は焦凍って呼んでる

轟｢ヒーロー名が「ショート」なら本名も「焦凍」だし呼び捨てでいいだろ。それに呼び捨てで呼んで欲しい｣

って言った

それに照れながら「俺らはもう夫婦になるんだし...」とまで言われたら呼ばざるおえない

大切な人を呼び捨てで誰かを呼ぶだなんて初めてで慣れるまで本当に頑張ったよ....

でも嬉しい気持ちなのは変わらない

巨大赫子に東京区内が覆われそうになった時から4年

色々技術が進んだ

喰種は人を殺さず食事を取れるようになった

《人工食物》ができたおかげだ

これは貴未さんとニシキさんのおかげだ

高校時代たまに実験台になったんだけどね

ニシキさんは喰種の場合で

私は半喰種の場合のために

ようやく皆と同じようにご飯が食べられる

...ちなみに今は焦凍の御家族と同棲させてもらってる

お義母さんやお義姉さん達は私を喜んで迎え入れてくれた