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轟「そうか、良かった。詳しく、検査するって聞いたから...心配してた」
『心配かけてごめんね。それに何も話せなくて...』
轟「いい。俺もAも忙しかったから仕方がねぇよ」
私は意を決して手の傷のことを聞くことにした
『.........ねぇ、聞きたいことがあるの...聞いてもいい？』
轟「...？いいぞ」
『この手のひらの傷って...どうしたの？』
轟「あぁ、これか...俺が勝手に付けたもんだ」
私が目を覚ましてから焦凍くんが怪我をしたと聞いていない...
もしかして、旧多と戦った時に...？
轟「どうした？」
『その傷...もしかして私が原因...？』
焦凍くんは起き上がり
握られている手をの反対の手で私の手を包んだ
轟「お前が原因じゃない。さっきも言ったろ？俺が勝手につけた傷だって。それにまぁ...この傷は勲章だな」
『勲章...？』
轟「あぁ。だから気にするな。俺はAを守れたからな」
守った...？
記憶はあやふやで覚えていないからはっきりとは分からないけど
私はあの時瀕死の状態だったと聞いた
喰種はヒトを喰らえば早く回復することができる
...だから、斬って
血を私に...
傷つかないで欲しかった
それでも焦凍くんはこんな傷をつけてまで私を助けてくれた
あの時焦凍くんを含むA・B組全員はパニックになっていた
私の存在に気づいたら余計に...
そんな状況でもそうしてくれた
なんでそこまでできるんだろう
轟「...A？」
あぁ、そうだ
首を傾げている彼は
心底優しい人だ
不器用だけどそれなり
いや、それ以上の暖かい優しさがある
あぁ、本当に...
本当に
『.........好きだなぁ』
轟「...なっ！？」
『...？』
なんで驚いているんだろう...
轟「お前から...そう言うのは初めてだな...」
焦凍くんは片手を顔の下半分を隠して照れた
『えっ？』
轟「ん？」
『...口に...出てた？』
轟「おう。バッチリ」
カーッと顔が熱くなる
轟「...A。こんな俺を好きになってくれてありがとう。Aを好きになれて良かった」
静かに微笑んだ
轟「あの時Aを守りたくて、助けたくて手を自分で斬ったんだ。Aのためなら腕だってくれてやるって思ってる」
『私は傷つかないで欲しいよ。五体満足でいてくれただけで私はいいの』
轟「...お前も命を賭けて戦ったんだろ」
『それとこれは違うの！...私は喰種だから斬られた腕や脚のように元通りになるの。私もう人間じゃないからできることだよ』
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高槻泉 - 何ですか？この作品……神じゃないですか！？面白いです！更新頑張ってください！あと新しい東京喰種とヒロアカクロスの作品つくってほしいです！ (2020年7月7日 6時) (
レス) id: 3d39e03f6e (このIDを非表示/違反報告)
(´???｀)ぬん(プロフ) - あぁ...轟くんとのイチャイチャをもう少しで見られる！！ (2020年5月23日 22時) (レス) id: 19a4648d07 (このIDを非表示/違反報告)
瀬呂くん推しのもち団子(プロフ) - 涙腺が...涙腺がブッチブチ_(┐「ε:)_ラストスパート頑張ってください！！ (2020年5月14日 20時) (レス) id: 3a04150756 (このIDを非表示/違反報告)
シバ - はぁい。待ってまぁぁす！ (2020年5月14日 10時) (レス) id: 344258cf85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：珠羅 | 作成日時：2020年5月14日 9時
