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『幸せだからさ、死んでもいい....』
轟「幸せだろうと死ぬな。これからもずっと、ずっと俺と一緒に生きてくれ...」
『ふふっ...そうだね』
轟「これ、受け取ってくれるか？」
『うん...！』
焦凍くんが私にネックレスをつけてくれた
その手が上に行き
顔に触れた
轟「A、お前が俺らを守ってくれたように俺はこれからお前を守るから」
『それは心強いや...』
少し恥ずかしくて下を向いて笑った
轟「A」
名前を呼ばれたから焦凍くんの方を向いた
すると、ぐっと距離が縮み
唇に温かい感覚がした
次第に熱を帯び
触れるだけだったのが
今までの寂しさを伝えるかのように噛み付くように焦凍くんはキスをした
轟「......っはぁ......わ、悪ぃ...体調あんまり良くねぇのに...」
『...へ、平気...だよ...』
とてもいきなりで...久しぶりだったから
心臓は風船のように弾けそうで
体内に流れる血が沸騰したかのように熱い
でも嫌じゃない
手と手が触れ
そのまま手を繋いだ
『...ふふ』
轟「どうした？」
『ううん。なんでもない』
私も彼のことが好きだなって思って
私も相当一途なんだなぁって実感した
何も話さなくたってこうして手を繋いで空を見てるだけでも幸せだから
轟「そうだ、雄英に戻ってきたらどこに行きたい？」
『皆と遊園地に行きたい。あ、その前にお母さん達のお墓参りしなくちゃ。焦凍くん達を紹介したいし』
轟「あぁ、分かった。行こうな」
『やった！』
あぁ、幸せだなぁ
兄さんが目を覚ましてくれたら
もう高望みだなんてしなくてもいい
また笑い合えたから
轟「それにしても髪...白くなったな」
サラ…っと髪に触れた
『変かな...』
轟「変じゃねぇ。寧ろ綺麗だ。あとお前から見て左の目元の模様みてぇなもんは大丈夫なのか？」
髪を整える時にそれがある事を知った
『多分、傷跡...ではないけどそんな感じかなぁ。痛みとかないから大丈夫だよ』
轟「なら良かった...」
『雄英はどう？』
轟「文化祭とか、インターンがあった。俺はようやく仮免取れた。……それとあの巨大赫子が出る前に超常解放戦線っつーヴィラン組織と対戦するはずだった...」
『....私達が殺してしまったのね』
轟「...」
『ヴィランであっても人間だから、亡くなった人達に謝りたい......私ね喰種になって数ヶ月経った時にある人に言われたんだ。「命を奪うことは等しく悪だ。だから無闇に戦って命を奪ってはいけない」って...』
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高槻泉 - 何ですか？この作品……神じゃないですか！？面白いです！更新頑張ってください！あと新しい東京喰種とヒロアカクロスの作品つくってほしいです！ (2020年7月7日 6時) (
レス) id: 3d39e03f6e (このIDを非表示/違反報告)
(´???｀)ぬん(プロフ) - あぁ...轟くんとのイチャイチャをもう少しで見られる！！ (2020年5月23日 22時) (レス) id: 19a4648d07 (このIDを非表示/違反報告)
瀬呂くん推しのもち団子(プロフ) - 涙腺が...涙腺がブッチブチ_(┐「ε:)_ラストスパート頑張ってください！！ (2020年5月14日 20時) (レス) id: 3a04150756 (このIDを非表示/違反報告)
シバ - はぁい。待ってまぁぁす！ (2020年5月14日 10時) (レス) id: 344258cf85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：珠羅 | 作成日時：2020年5月14日 9時
