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マイキー「でも俺、お前のことカッケーっ思った!1人でさ頑張ってるし!俺の周りには誰かいるけどお前はいねぇ。だから俺がいてやるよ!今日からお前は俺とダチだ!」



きっと私は嬉しいのだろう



マイキー「え、そんなに泣くほど!?お前は良くやったよ!だから泣くなよ!あー!飴食う!?」


『ぐう"...』

マイキー「ぐうって腹の音の真似かよー!」



目の前にいるのは

暖かい方のマイキー

尊敬し、憧れ、ヒーローのような存在の

変えよう

あんな未来にはさせない

そのために過去に戻ったのかもしれない








.

私はマイキーに道場に入りたいとお願いした

体の動かし方はある程度分かっている

でも今この体でやるのは初めてで慣れない

同時に今まで独学でやっていたからこの際ちゃんと学びたい思ったからだ

マイキーは「じいちゃんに聞いてみる!」そう言い走る



『佐野くんありがとう』

マイキー「あー!あと、佐野くんじゃなくて"マイキー"な!!」

『...!分かった!マイキー!』



マイキーは「にしし」と笑い次こそ帰った






家に帰ればまだ夕方だから父親は帰ってこない

来るとしたら19時

それまでに宿題と掃除洗濯を済ませた

ボロくはないが安アパート

足音くらい聞こえ

帰ってきたのがわかる

ドンドンとうるさい足音


...不機嫌だな


やはり受け身や受け流す練習をすると決めても

そんな簡単に受け入れれることは出来ない

今日も戦ってやると思っても

結局は負ける

大人と子どもの力の差は誰でもわかる



「この髪鬱陶しいなぁ...ゾロゾロ...貞子かよ...あのうるせぇお局みてぇでうざいな」



無理やり髪を引っ張ってハサミでジョキジョキ切っていく


悔しい

抗ってやる

戦ってやる

強くなってやる

あんな未来にはさせない


そう強く構えても

言葉を吐いても

心が追いつかない

希望や願望が先行している


どうしたら立ち向かえるんだろう


今日も「痛い」「やめて」と叫んで泣くことしかできなかった






.

マイキー「どったのその頭。昨日は休むし早く伝えたかったんだぜ?」



昨日は顔の腫れが引かず休まさせられ

1日中、氷水で顔面風呂

死にかけた



『お腹痛くて休んだ。頭は鬱陶しいくて切った』

マイキー「ガタガタじゃん。ちょっと家来いよ。兄貴に頼んでみる」

『美容師?』

マイキー「かっけー不良だ!」



そう言えばマイキーには兄がいて、亡くなったって聞いた

羽宮と場地が何か関係してるらしい

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設定タグ:東京リベンジャーズ , ブラスタ , 佐野万次郎   
作品ジャンル:アニメ
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珠羅(プロフ) - ユノンさん» コメントありがとうございます!制作中ですので、しばしお待ちください! (2022年5月16日 20時) (レス) id: 4ac8565e93 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 夢主人公のイラストが見てみたいです (2022年5月15日 20時) (レス) id: 9e05ed3410 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:珠羅 | 作成日時:2022年5月12日 0時

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